知り合いの知り合いですが、株だけで生活している人がいます。
株の取引だけで生活できるくらいの収入はありますが、
株式投資のノウハウを販売したり、フルタイムじゃありませんが、
サラリーマン的なこともしているそうです。
それは、なぜでしょうか?
理由は…
「株式投資だけやっていると世間に疎くなってしまう」
「なにかあった時にいざ働きたくても働けないと困る」
…そうです。
なにより、彼は…
「いざという時に働けないことが怖いし(株だけで生活していると)日々が不安」
になってしまってメンタルを患ってしまったそうです。
「働くのが嫌で精神を患う人がいる」その一方で「働いていないと不安で精神を患う人がいる」ようです。株だけで食べていけてしまうというのは、自分の力で食べていないという感じに陥るのだそうです。救われないですね(汗)ただ、どっちかというと話を聞いた限りは仕事にやりがいをもとめているというより、株だけで儲けていると色んな意味で心配になってしまうそうです。ジム・ロジャーズも投資のスキルと仕事のスキルを2つ身につけることが大切だと言っていたので、その辺は普遍的なものなのかもしれません。
ただ、その人がいくらの金融資産を保有しているのか知りませんが…手取り250万円で節約生活できるセミリタイアしたとしても、1~3億くらいの金融資産を持っているだけですといつ目減りするかわかりません。
1億円でFIREして年4%の利息で生活していくという理想論を掲げている人がいますが…理想論過ぎてリスクを考えていないですよね(汗)
3億の金融資産があっても30%ほど目減りしたら2億円近くに減ってしまいますし。そしたら正気でいられない気がしますね。また、働けばいっか!と割り切れる性格ならいいのかもしれませんが。また、不動産や債権にリスク分散すれば、そこまで価格が減らずに安定はするとは思いますが、それも万全とは言えない気がします。
…利息4%と言っても、そこからさらに税金を引かれるわけで、私の感覚では最低3億必要ですね。
家族がいて節約生活ではなくプチ贅沢をするなら5~10億とつり上がって行く気がします。上を目指せば…きりがない。とはいえ富裕層の感覚は分かりませんが…。「働くことが生きがいになる」っていうのは結構きれいな言い方でw(いささか私の主観が入っていますが)働かないでいると不安になる人がいる…とくに男性でそういう人は多いのではないかと思います。働きすぎても早死にしますが、働かないでいると早死にするそうなので、何でもほどほどがいいみたいですね。
金融的に投資で食べていけるとしても、投資とは別に収入を得る労働スキルは、いざという時にために加えて「心の安定のため」にも磨いておいたほうが良いのかもしれません。
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