はい。汚い言葉を並べてしまいまして、誠にすみません。
現金はゴミだ!
…と言ったのは、ブリッジウォーター・アソシエイツというヘッジファンドのレイ・ダリオ氏が言った言葉であるらしいです。
私も現金がゴミに見えてくるので、あまり好きではありません。
でも、これは別に現金そのものがゴミだ!という意味じゃありません。
そんなことを言う人がいたら「お金を俺にくれ!ゴミを引き受けてやるぜ!」と言うでしょう。
ようはこういうことなんだと私は理解しています…政府というのは、お金を刷っていきます。
不況やコロナショックのような経済不況の原因を取り除くために、お金を市場にばらまいていきます。
(異次元の)金融緩和というやつです。これ自体は必要不可欠な経済政策だと言われていますが…
…そのようにして市場全体に出回る貨幣量がどんどん増えていけば、貨幣の価値は下がる(物価は上がる)。
お金がたくさんあるということは、物が売れるし給料が増えるのだから、物の値段も上がる。
しかし、100円は100円のまま。
100円玉1つで買えたジュースが、300円でしか買えなくなるということを意味します。
それは、つまり「現金はゴミ(に近づくの)だ」というニュアンスになるでしょう。
これは、非常に的を射ていると思う。
だから私達は…所有している現金の価値を下げて、ゴミに近づけないように価値が上がるようにしないといけない。
現金を現金のまま持っているのはあくまで使う時だけだ。
「人は生また時から死に向かっていく」という呪いをかけられているが「現金も得た瞬間から価値が下がり続ける」ように呪われているのだ。
しかし、人は別の何かに生まれ変わることができない(少なくとも私が持っている信仰において、人は老いて死んだら無になると思っている)。転職をして賃金を貰えば少しは潤う…これもまた「自分を変える」ということを意味するかもしれない。これでも資産を築くのに悪くはないけれど、現金の場合はもっと簡単だ。
投資をすることで、どんどんお金を増やすことができる。
もっとも儲かるのは株だ。長期投資の場合はまず損をしない。
※ちなみに「現金払いはクソ」については…また今後に書きます(リクエストがあれば…)そういえば、中国には余額宝(Yuebao)というMMF(マネー・リザーブ・ファンド)があって、アリペイ(決済手段)とシームレスにつながれているようですね。デジタル人民元なるものを中国政府が作って実証実験をしているので、それにとって変わってしまうと仕組み自体が無くなってしまうかもしれませんが…。使う予定のお金が常に資産運用されている状態を実現できるというのは資産運用の効率化と手軽さという意味ではすごい!革命だな!と思います。一応、日本の証券口座でも、松井証券とかSBI証券なんか現金を証券口座に入れるだけで現金がMMFで運用される仕組みになっていたと思います。あまりにも日本のMMFは低利息でそこらのネット銀行の定期預金と変わらない(下手したら、もっと利息率が低いかもしれません)多少のリスクには目をつぶるので常時運用可能なウォレットを作って欲しいですね…楽天なんかには一応ポイント運用の仕組みがあってauにもポイント運用サービスが連結している仕組みがあったような気がします。決済手段と投資が結びつく状態を作るのがもっとも手っ取り早い金融革命だと思います。日本でも現金を運用しながら資金を支払いに使用する仕組みが作られつつあるのかもしれませんが、もうちょっと分かりやすく使いやすくならないものかなと思います。
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