むかし1度目に入った会社を辞めて個人事業主をしていた時に、とある起業家のお手伝いをしていました。
その起業家の社長さんが…とあるお医者さんが一棟買いした木造アパートをまるごとオフィスで利用として安く借りていましたので、自分も1室まるまる自由に使っていました。
わりと駅チカでしたが、誰も人が借りないそうです。
はじめなぜ人が入らないのか?理由が分かりませんが…そこで仕事をしてみてすぐ分かりました。日中まったく日が当たらないです(汗)なんだか夏なのに肌寒い。こりゃ5万でも6万でも別のところを借りますね。いつか体を壊します。ていうか仕事場として使うのも躊躇われるレベルです…。
お医者さんは「騙されたー」って言っていました。
ていうか騙される以前に気づくだろうが(汗)と思ったのは、言うまでもありません。
流石に日中に日の当たらないアパートを不動産営業マンの口車に乗せられて買うなんてことはないと思いますが…
…そのときの印象が拭えないので、不動産投資は「怖い」と思っています。
うまく軌道に乗れば「これほどいいものはない」って口を揃えて不動産オーナーはみんな言うのでしょうが、一度失敗すると後がないという印象があります。
Oxfordクラブが菅野譲という人の不動産投資手法を無料メルマガでせこせこと売ってきていますが…ひと目動画を見ただけで「ふつーの人ができない」という印象ですね(普通のサラリーマンが成功するみたいな感じを全面に押し出していますが、再現性が極めて低いと思います。株にせよ不動産にせよ震災や経済危機を成功に結びつけた例が多くて、まったくとは言わないまでも今すぐに役立つものではないのが多いです)。
銀行からお金を引っ張って物件を書い…それで計画的に収入を得ることに失敗したら?、後がありません。
…よって、ド素人が絶対に手を出しちゃいけないものだなと思いました。
このような商材を売るのならば、宣伝している本人が成果を出してから、売るべきではないでしょうか。
債券ファンドなんかを利用してリスクのある金融資産を持つところからが投資をしたことがない人のスタートラインではないか?と最近よく思います。いきなり銀行からお金を引っ張って家を買うにしたってそうです。最近は20代でも家を買う人が増えており…10人に1人がお家を持っているそうです。「20代でマイホームを持つ人が増えているって、ホント!? | 共立女子大学・短期大学」みんなお金持ちですね(汗)
自分はとてもじゃないけどコンスタントに払い続ける自信がないので、永久に借りぐらしのアリエッティでいたいです。
それか、終の棲家と言えるような家を安く買うぐらいでしょうか。
どうも、幼少期に「家」で嫌な思いしかしていないので、家に関しての所有欲が皆無ですねぇ。
話が逸れましたが…不動産投資をして成功しているという人は、私の経験では「ふつーの人」はあまりいなくて、
不動産系の仕事を過去にしていた事がある人が多い気がします。
ふつーの人の顔をしているけど、実はふつーじゃない人が結構いるので、そのへんは注意しないといけないんじゃないかなぁ。
以上、個人的なつぶやきでした。
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