「株価が半分になったら配当2倍」と2022/1/18のoxfordクラブのレターに書いてあった。
まあ、株価比率だけで配当額を見れば、たしかにそうなると言えばそうですが…
言っていることは分かるんですが、そんな単純じゃないんだけど(汗)
ふつーにそれだけの内容が書いてある記事だった。
例外に言及している文が皆無。(そんな単純じゃないんですが、)ってワンクッションおいていれば「そうだね」って言えるのに、それがないので「これ、内容だいじょうぶ?」って感じです。
この理屈が通るならば「株価が2倍になったら配当は半分になるからヤバい!」って言うべきになってしまうかと。
そうはならないですよね。
株価が下がっているということは、利益が出せていないとか、将来性が乏しい、事業が計画通りに行っていない、今で言えばコロナ感染症などの驚異により外部環境・市場が変化している…などのリスクがあるということが、ほとんどではないかと思います。
特に安定的な企業の場合は、その傾向が強いでしょう。
若い企業だと利益は前年比より出ていても成長率が鈍っていたり、事業が計画通りに進んでいないという理由で売られることもあるでしょう。。。
…ようは、株主の期待値などもあり用意に価格が決まる変数ではありません。
株価という1パラメータだけを見て、企業を評価をすることはできない。
とか、
株価が下がるのは、基本的には企業価値が縮小傾向にあるということは否めない。
とか、いろんな言い方ができると思いますが…そうやって、はっきり言うべきではないかな。
株価が下がっても心配しなくていいというのは、ケースバイケースであるということが、書いていない。
株価が下がってもその分の配当が増えるだけならば、
株価が下がったら「嬉しいこと!」もしくはイーブンでプラマイゼロになるはずですが、
実際はそうじゃないですよね。
…ということから、すごいいい加減な無料メルマガの記事だなと思いました。
物は考えようというレベルでもないですし、これって大丈夫???って気分になりました。
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