光あるところに影がある。
光は強すぎれば眩しさにくらくらする。
そのことを闇の中にいる人は忘れがちである。
闇の中にいると兎角光が絶対的な何かに見えたりする。
闇の中にいる人ほど光を欲し、この上のない光を求めている。
曇りのない光を与えらると、それに感応する余力があるものが縋る。
光に飢えているものほど、一度でも喰いついたら離れない。
その光が安らぎをもっていればいいのだが、そうでないことも多々ある。
光の中にある闇は誰にとっても見えにくい。
闇の中にいる失意の人ほど、ゆめゆめ用心したほうがいい。
あなたが闇の中に籠もったのは、光を求めた結果だったということを忘れないでほしい。
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