ネタバレあり…って、タイトルに少しネタバレ部分を書いてしまいましたが。シーズン1の8話目。
CTU(テロ対策組織)の裏切り者のひとりは…しゃくれアゴがチャームポイントのスーパーハッカー「ジェイミー」だった。彼女は30万ドルのお金が欲しくて、ジャック・バウワーの情報を敵に流したんだそうだ(というわけで、真犯人に利用されているだけの哀れなスパイである)ジェイミーはシングルマザーで子供を育てなければいけない。だから、お金が欲しかった…ということなんだけど…
みんなの2倍を働いているのに、給料は半分(ジェイミー談)
...って述べている…これはつまり、CTUがハッカー職へ支払う給料が著しく低いってことではないか…こんな重要な仕事をしているのに、一人息子を育てる給料がもらえないのか?子供を養えるだけの賃金をジェイミーへ支払っていれば、情報漏えいのリスクを未然に防ぐことができ、ひいては一連の事件そのものを潰せていたはずではないのか。
…とはいえ、CIA(中央情報局)に勤務していたエドワード・スノーデンなんかも日本円にして1000~3000万円くらいの年俸をもらっているのにアメリカを捨てたわけで…金だけで情報漏えいひいては裏切りを防げるかと言えばそうではないかもしれないが、今回は明らかにジェイミーの心のすきを真犯人に突かれないようにできたはず。
とにかく、すべての情報を握る者は、高給取りでしかるべきだと思う。
優秀なハッカーのジェイミーに心のスキを生み出したのはCTUにも責任がある。(つーか、従業員の身辺調査くらい、しておかないのだろうか?ジャック・バウアーは管理職としてジェイミーの息子の名前も事情もよく知っているようだったが)リーダー格のジャック・バウワーにも大いに一因はあるのだ。
つまり、ジェイミーが裏切ったのは因果応報。CTUとジャック・バウワーが悪い。
まあ24時間奮闘し続けているジャック・バウアーに「自分は他の人より2倍働いている」とよく愚痴が言えたものだとは思ったりもするが…
コメント
「ジャック・バウアーよりも、シングルマザーで息子をひとり育てる方が大変だ!」という意見があるかもしれません。
…先に謝っておきますね。すみません。。。
育児版 TWENTY FOURを作って、
育児に参加しない旦那に見せて映像で体験してもらうプロジェクト!
を発足すれば良いのかもしれません。