この前というか4月に受けた応用情報技術者試験は見事に落ちました。
パチパチパチパチ。
午前問題の正答率は50%ほどでした。
60%にあと10%だけだと言えば聞こえいいけど、80問で4択ですが安全に合格するためには12問以上は軽く正解しないといけない気がします。4択なのに当てるべき12問を外しているって結構な頻度で外している感覚がありますよ。。。
これは合っているはず!という問題が結構間違っているので、採点していて悔しいというより「なんで?」と狐につままれたような…なんか誰かに騙されたような(自分のせいなのに)そんな変な気持ちになりました。これは誰かの陰謀か!?
勉強不足で知らないことで間違えるなら諦めもつきますが、
自信満々に間違えるって逆にヤバい気がします。
陰謀論にハマるくらいヤバい。
「1+1=3です!」って自信満々に答える人に未来はない、みたいな。
で、勉強方法を色々と変更しながら抜本的にマルっとぬるっと考え方を変えようと思いまして…今言えることをいくつか書いておきます。失敗した人の勉強のコツなんて誰にも需要はないでしょうけど、思うところがあるので書いておきます。
シラバスは読むべき
まあ、当たり前なのですが…直近の過去問をそれとなく解くだけだと、必要な知識が体系的に学べている気が全くしません。というかぬけもれが激しいです。手っ取り早く合格水準にたどり着く場合は体系的に学ぶよりも出るところからやったほうがいいけど、応用情報は過去問にはないけど抑えておきたい知識が結構あるように思います。でも、体系的に単語とかその単語の意味とか分かっていないと初見の問題にまったく太刀打ちできない。知っていれば回答できるのに知っていないがゆえに落とす問題があるのは厳しいと感じました。
試験の出題範囲”シラバス”を読むというのは勉強ができる人からするとそんなの「あたりまえ」かもしれません。というわけで学習範囲が書かれたシラバスは読むべきだと思います。特に役立ちそうなのが「何を理解すべきか?」という問題の方向性もさることながら「用語」のところだと個人的に思います。
何の用語を使って問題が作られるか明確に書いてあるのです!まずこれを漏れなく覚えなければ生産性が上がらないと思いました。
たぶんですが、この用語を完璧にカバーできていれば、問題文の言葉が分からずににあたふたすることがなくなるでしょう。そもそも問題文が正確に読み取れていないということも何度かあったようにも思います。それは、言葉の定義をそもそも理解していないからという原因が上げられます。
問題を解く前に問題文を読めていない。
そういうことが普通に起るのでまずそれを無くしましょう。ということで、シラバス上の単語をまず自分なりにまとめています。それから過去問をやると「あら不思議」スムースに言葉が頭にはいってくる(ハズ)。
分野別のレベルは意味無し!レベル1~4を学ぶべし
意味無し!と言っているのは私の主観ですが…IPAの試験の場合はレベルがただ語彙力の問題で難易度を表しているようなものではないようです。
漢字検定というか歴史検定に近い気がする。応用情報技術者試験の場合は各分野のレベル3がまんべんなく出題されるのですが…それならレベル4の語彙も含めて頭にインストールしちゃったほうが効率がいいと思うのです。
内容も難しいというよりは、すこし語彙が増えただけなように感じます。
レベル1というのはITパスポートに出題されるような問題を指し、あとレベル2~4は文章題かそうでないかぐらいの差で、問われる知識は同じなのです。であれば最初からレベル4がどんなものか意識して知識を得てからレベル3に煮詰めていったほうが、レベル3→4と駆け上がろうとするよりもはるかに楽なはず。
問題を解こうとするとそんな気がしています。
なので、はじめからレベル4の超能力者を目指してテレポーテーションしたほうがいい。
そういう結論に至りました。というわけでレベル4の勉強をしてレベル3の問題が解けるようにしています。そうしないと応用情報技術者試験の午後問題対策にもならないという気がしています。おかしな話ですが、特化した知識のスペシャリスト→汎化した知識の応用情報という順番がいい。
似たような方法では…セキスペとったらセキュリティ問題に悩まなくなる。ネスペとったらネットワーク問題に悩まなくなる。というのもあるはず。こうして得意から攻めて、不得意を徹底してスキルUPさせるというのも理にかなった方法だと思います。
自分が苦手なのは…所謂ソフトウェアエンジニアだからでしょうがハードウェアは苦手です。あと最近はウェイトが増えてきたIoTなどの分野は苦手意識があります。関係ない分野と割り切らずもう少し、アルディーノとかで遊ぶだけでも知識カバー率が上がる気がします。アクチュエータとかいう言葉とかセンサー類の名前とか使ったことがあればピンとくるけど、使ったことがないと辞書的に覚えなきゃいけないわけだけど記憶に残らないので、やっぱり「ふれてみること」って非常に重要だと感じます。一度、アクチュエータの制御をしてみれば、制御の仕方はまるっと忘れてもアクチュエータという単語を言われてピンとこないなんてことはないわけですから。経験って大事。
(あ、ちなみに私はアクチュエータの制御をやったことがありません。ウチのひとにはおもちゃで遊んでいると思われるのでしょうし…)
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