【AP試験】SoCとSiPとマイコンの違いとは何でしょうか?

情報処理

集積回路?半導体?ソフトウェア屋なのであまり違いが分かりませんが、最近の電子基板は色々と進化しているようです。

SoCとは何ですか?

SoC(System on Chip)とは何ですか?

回答は…

すべての機能を同一プロセスで集積した半導体チップのことを意味します。

CPUやメモリなどを1つの半導体に含めることで、占有面積を減らし、高速化と低消費電力化とコスト削減などを実現するメリットがあります。

SiPとは何ですか?

SiP(System In Package)とは何ですか?

回答は…

すべての機能を個別のプロセスで製造して、パッケージ上に最適に配線したチップのことです。

SoCの対義語ととらえていいのではないかと思います。見るからに集積度はSoCの方が高そうです。

まとめ

SoCは同一のプロセスでシステムに必要な機能をチップに集積させたもの。

SiPは個別のプロセスでシステムに必要な機能をつくり個別にパッケージ化したチップのこと。

…という意味で少し違う。

補足

他に覚えておいた方がいい言葉として…

マイクロコントローラとは何ですか?

回答は…

マイクロコントローラ(MCU)とは、CPU、チップセット、ビデオチップ、メモリなどのコンピュータを構成するための電子基板のことを指しています。

マイクロコントローラは小型のコンピュータのようなものととらえておけばよさそうです。略してマイコンと言われます。冷蔵庫や炊飯器のような比較的シンプルな機器に使用されます。マイコンはSoCと似ていますが、SoCはより高い集積度が実現されており、スマートフォンなどに利用されているようです。

チップセットとは何ですか?

回答は…

CPU、メモリ、周辺装置などの間で発生するデータを受け渡す回路を持つ半導体チップ。

再まとめ

抽象的な関係で言えば(お互いが重なり合うものの)

チップセット < マイクロコントローラ < SiP < SoCの順である。

※右に行くほどコンパクトになって行く。

それぞれの役割やコストメリット、また対応関係を整理して、イメージできるようにしておく必要があると思った(個人的な課題)

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