医学教育の不平等問題について思うこと

東京医科大で合格になるべき女子が不合格になっていた。昭和医大でも女子はペナルティをつけられていた。男子に差別されるこの国で、医者になろうとしていたのに裏切られた生徒さんは実に不憫だ。

女医は男子より優秀でなければなれない(合格しない)というのは昔からある話で、平等に扱われていれば医者になれていた人を過去から掘り出せば、数えきれないほどの人数がいるわけで…やるせない。なんで今になってバレたんだろうと言う気もする。東京医科大の内部告発は内部紛争が原因なので一種の攻撃で明らかになったものだが、内紛で業界が変わらざるを得ないというのも興味深い。

女性の医者が増える偏りが医療の現場に悪影響を与えるというアンケートをこれ見よがしに掲げる記事が多いが、それならば前もって違う形で差をつければよいのであって、隠れたところでこそこそと減点してよいものではない。海外の事情は詳しくないが女医でも働きやすい国があるそうだから、結局はすべて日本の医学教育や医療現場が遅れているということの現れではなかろうか。

参考にしたWEBサイト

東京医大不正で女子55人不合格

>東京医大 不正で女子55人不合格|BIGLOBEニュース
(BIGLOBEニューストピックス)
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