他業種ではやりたい仕事だらけ
私は職業に関するプライドが無い、というより、プライドがないことがプライドだと思うようにしてきた。林家こん平か誰からが言っていた名言だ。深刻なほどにお金が無かったわけではないが、過酷なバイトや仕事をいくつか意識的にしてみたこともある。一生それを続けるのは、体が壊れなければできないこともない、という印象だった。でも、よく考えるとそれは嘘だった。
ITではやりたくない仕事だらけ
PHP言語で仕事をしてきたが、PHPでできているOSSのCMSであるWordPressは極力やりたくないと思っていたが、これって無駄なプライドだ。プライドは強いほうだ。実際にそうだ。IT業界で仕事をしていて、したくないこと、できないこと、したいこと、そういうのが明確になってくる。したくないことは、極力したくない。やりたくない仕事は、ストレスが溜まるし、生産性も低い。プライドっていう表現されるけど、違う言い方をすると、ストレスが溜まる仕事はやりたくないってことなんだと思う。好き嫌いは以上に激しい。
だから、プライドが高くて仕事ができない人とかお年寄りのひとをバカにしちゃいけないと、年老いてきた自分は思うわけ。この傾向はおそらくもっと年をとるとさらに明確に立ち現れてくるだろう。
でも、逆にWrodPressで何かしたい！と思う人が増えている。
プロに頼むと高いので、自分で何か情報発信するツールとして、WordPressを使いこなしたいというわけだ。確かにプラグインを入れたり、テンプレートを書き換えれば、誰でもできるような感じがする。そうはいっても、LinuxやMySQLと言ったものの背後で動いている仕組みだから、そう簡単にはできないはず。
プラグインをいれて真っ白になってしまったら、どうやって直すんだろうか？
WPXサーバなどを使っていれば、データベースのバックアップとファイルのバックアップで戻せるので、詳しい仕組みがわからなくても安全にカスタマイズできるっちゃできるベースはできているけど、それをしっかり知った上で使えているかどうかっていうのは、やはりPHPの設計とかSQLが書けるとかPHPでできたLAMP構成のシステムが分かるとかいうシステマティックな原理を自分で理解している確信があって、はじめて使いこなせるのであって、やはりWordPressというかシステム理解に3年くらいは向き合う気持ちで付き合わないといけないんじゃなかろうか。
そういう言い方をすると嫌がる人がいるだろう。でも、それぐらいの取り組みしないとWordPress分かりますとは言えない。WordPressを分かるというのはLAMPが分かるということとほぼ同義だろう。いやHTML/CSSは当たり前としてJsの深い知識も問われるのでそれ以上の知識が必要だ。
※まあ、未知の世界だからこそやりたい！と言う人に、このへんの話はしないほうがいいのかもしれないけど、嘘は言いたくないので、書いておく。
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