面白いタイトルの自己啓発本だなと思って、手にとりました。
私は、生きていくために嫌なことをして生きています。
なのにタイトルは『イヤなことは死んでもやるな』。ぶっ飛んでいる。
イヤなことをやめたら食べていけなくなるわけで、
死ぬまではいかずとも「死に近い状態」になる気がします。
つまり、矛盾している。
……ていうか、最近わたし疲れています。
やりたいことがない。
じゃあ、やりたくないことがあるかというと、それすらもよく分からない。
ただ、人に頼まれているあれこれは、基本的にやりたくないです。
それでも「誰かのため、自分のため」と思ってやっている。
自発的なことはやりたい。
たぶん、やりたくないことをやる苦痛を紛らわすために、
自発的なことをやっているんだと思う。
ちなみにこの本の作者・金川顕教さんは、年収1億円らしい。
プロフィールを見ても、何をしている人なのかよく分からない。
起業して5億稼いだとか書いてあるけれど、
講演と執筆業だけでそんなに儲かるの?謎です。
本の売上だけでそんなにいくものなのか?
1,500円の本が50万部売れても印税は7,500万円くらい。
現実的といえば現実的な数字。
ただ、世の中的には10万部でベストセラー。
本当に40万部も売れているのかな?
広告を打つとか、自分で買い込むという話も聞いたことがあります。
この本の内容は、正直いって抽象的。
再現性があるかは分からない。
自己啓発本に再現性があれば、世の中成功者だらけのはずだから、
まあ「そんなもの」なんだと思う。
それでも最近、「本を書くのって、ちょっと楽しそうだな」と思うようになりました。
儲かるとは言いませんが、刺激的で面白そう。
Kindle出版から始めてみようかしら。
この本には「ナウワールド(現在)ではなく、
ニューワールド(なりたい自分)と関わりなさい」と書いてありました。
でも、人に会うのが嫌いなのでどうしたものか。
わたしのイヤなことリスト=人に会うこと。
もうこの時点で矛盾です。
人生、矛盾だらけですね。
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