auカブコムの資産形成プログラムにも書いていますが、ひふみプラスなどの投信をカブコム証券で購入していると毎月ポイントがもらえます。例えば3000万円ほどの対象となる投信を買うと年率0.24%なので…年間72000ポイントもらえます。結構大きな額ですね。残念ながらNISAなどは対象外なので、なかなかそんな大きな額を特定の投信にいれることはないと思いますが…キャピタルゲインとは別にお買い物に使えるポイントを貰えるのは、何だかありがたい気がします。ただ、本当にありがたいのはポイントを貰っている個人投資家ではなくて投信を運営している金融機関です。この手の投資信託はだいたい年1~3%ほどを運用益から運用管理費用(信託報酬)を差し引いてきますから…3000万円の運用益が仮に年間5%ぐらいとしましょう。日本株の運用益はだいたい平均5%くらいですので、3150万円の仮にネット信託の最低クラスの信託報酬1%で計算すると…31万円の利益。そのうち約8万円をバックしていると考えますと…利益の25%をキックバックしているということになりますね。四分の1をお客にリターンしているに過ぎないですね。うーん、これを多いととるか少ないととるかは投信を購入するお客さんが決めることではありますが…私はそう考えるとキックバック率はあまり高くないな(苦笑)って思ってしまいました。3000万円未満だともっとキックバック率は下がってしまいます。もう少し累進報酬をUPして長期投資の旨味を出す特典つけたほうがいいんじゃないでしょうか??例えば総資産1億円分の投資信託を購入したらキックバック率を最大50%とかに設定しても良いのでは?大口の顧客が増えるほうが独立系投資信託としては嬉しいわけだし金額が増えたからと言って管理の煩わしさが増えるわけではないでしょう…基本お金は集まったほうがパワーが増すわけで1000人から10万円もらうよりも10人から1000万円をもらったほうが管理コストは減るに決まっています。なので独立系投資信託は「誰でも総資産1億円を得ることは夢ではない」と言って1人あたりの課金額の売上単価(ソシャゲーのビジネスみたいな言い方になっていますが汗)を最大化してがんがん還元しておいたほうがWin-Winになれると思います。
タイトルとURLをコピーしました
コメント