映画。グレイテスト・ショーマンを見た感想…一言で言えばカオス。

徒然草2.0

ネタバレあり。見世物小屋をプロデュースして成功をするが調子に乗りすぎ没落。そしてまた1から再生していく…というエンドのありがちな話のミュージカル。実在のP・T・バーナムという人が主人公。

…もともとこの映画にはあまり興味は無かったのだけど、「すごい面白い」を聞いていたので見てみた。感想文を書いたつもりが忘れていたが…ラ・ラ・ランドを見た次の日に見たせいだろうか。

全体的に誰にも感情移入するところがなく、テーマも人それぞれ。内容がカオスっていて複雑すぎるというか無駄に詰め合わせた感じ。

そんなこと言ったら、レ・ミゼラブルだってカオスだけど、カオスさが問題なわけじゃない。色んな登場人物がいてカオスっているミュージカルなんて山ほどあるけれど、障害者とかLGBTがテーマかと思いきや階級や有色人種への差別やら家族愛だなんだの色々詰め込みすぎているだけ。

極めつけは歌姫との痴情のもつれ。

これは現実にバーナムにあった出来事だから描かずにはいられなかったのかもしれないが、歌姫の歌がはじめよかっただけにこういう話になるのはなんだか後味悪いね。奥さん、不倫はガセと分かっても完全には許せないよね。なんだか微妙な気分になった。

同じような話ならCGだけどSINGがよかったね。

徒然草2.0
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