日本(俺)と韓国とベトナムのプロジェクトがはじまりました。
開発はすべてベトナム人の技術者が行います。
…なんかもう、失敗のにおいしかしません。
ベトナムは景気がいいらしい
全然話が変わりますが、ベトナムは今バブルだと知り合いの社長さんが言っていました。でも別にバブルではないと思います。(そもそも、バブルの定義を知らない日本人が多い)米国の技術者も賃金が高いみたいですが、日本人エンジニアの賃金もそういう意味では賃金が上がっており、ベトナム人エンジニアの賃金も上がっていく過程にあるってだけです。
IT業界だけで見ると、当たり前な賃金体系つーか市場に合っていると思います。ベトナムへの開発案件依頼は優秀なベトナム人が増えれば増えるほど仕事は増え続けるため、新興国では小金をつくるいいチャンスなのでしょう。
いつだったか中国人が日本の開発案件をすべて奪うなんて言われていた時代もありましたが、中国人にとって日本がそれほど旨味のある国ではなくなっているかと思います。優秀なエンジニアはアメリカなのかインドなのかわかりませんけど、高待遇な国というより企業へ行くだけかと思いますし。
無料CTO
そんでもって、無料でCTOやらされています。略して無料CTO。勝手に自分が技術者に依頼するほうだから偉そうなことを言っているだけですけど。データベースの定義書も「安くなるから」と言われて自分で書いて、ベトナム人へ手渡したところ。ベースとなるテーブルは作ったので制御用の項目は自由に加えてやってくれたほうが相手も楽だと思うんですが。なんというか、無駄を省いてプロジェクトが回ってくれればそれでよし。
成功報酬型の無料CTOビジネスなんていうのもいいかもしれませんと思ったけれど、きちんと回収できない可能性が高いのでちゃんと報酬は貰うべきだよなぁと、言った側から思いました。無料で仕事をするというのは値段がつかないということにほかならないので、それはダメだなあ。なんていうか、
ただより高いものはない
「ただより高いものはない」という言葉があります。まあそれは半分は事実で半分は嘘だと思います。ITは適切な投資をしたつもりでも、だいたい半分のプロジェクトは失敗すると言われています。この半分のプロジェクトが失敗するという定義はわかりかねますが、投資しただけのコストを回収するということだと思います。
CEOには全部を日本人がやらないと、スマホアプリはリリースするレベルにはならない、なので責任を負えないよーと再三言いましたが、それでもいいそうです(いいわけないんですが)。
4分の1の費用でやってもらっても、ダメなものができるばかりではなく、リリースもままならないというのを学ばせるために、別のプロジェクトでは「知らん」と役割を放棄して、案の定リリースできなかったので、少しは学んだかと思ったら、また懲りずに前とあまり変わらないやり方で起業チャレンジがはじまりました。ベトナム人は安くて優秀だ!そうです。そうですか、楽しみですね(棒)
スマホというデバイスがどこまで伸びるかわかりませんが、なにかスタートアップ的なことをするならば最新のデバイスによる技術は身につけておいたほうが何かと得だなと思うこの頃です。今後はVRとかが絶対に伸びるのでデザイン分野も含めて最低限のことをできるようにしておくと輝かしい未来が築けるのかもしれません。と、ぜんぜん話が飛びまくっているのは、全然やる気がないからです。ただより高いものはない、というのは事実だと思います。
お金をかけたらいいものがつくれるわけではないけれど、お金をかけなくてはいいものがつくれないと思います。まあ、金があっても、やる気は別問題ですからねー(やる気なし)
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