日記|杜仲茶は煙草っぽくね?杜仲茶はまずい?飲み続けたらクセになる不思議なお茶

徒然草2.0

以前、安かったのでなんとなく買ってみた杜仲茶(とちゅうちゃ)。正直、最初に飲んだときは「まずい」と思った。独特の苦みと草っぽさ。以前の記事にも「杜仲茶はまずい」と書いたことがあるくらいだ。

でも、それしかないので毎日飲んでいたら——あれ、不思議とまずく感じなくなってきた。むしろ今では、なんとなくクセになる味に思えてきた。

ノンカフェインで体にも優しいし、水よりも味があるから飲みやすい。ただ、この独特の「葉っぱ感」とほのかな苦み…どこかで感じたことがある。「ああ、これって煙草(たばこ)っぽいんだ。」

別に愛煙家だったわけではないけれど、どこか煙草の甘く香ばしい香りに似ている気がする。
調べてみると驚いたことに、杜仲茶には「禁煙草(きんえんそう)」という別名があるらしい。
昔は杜仲の葉っぱを乾かして、禁煙のために煙草代わりに吸っていたという。たしかに、あの香ばしさはタバコの雰囲気がある。

だから、「ちょっと煙草の気分を味わいたいけど吸いたくない」という人には、杜仲茶は向いている。逆に、禁煙に成功したばかりの人には、煙草を思い出させるかもしれないので注意したほうがいいかもしれない。

杜仲茶の歴史とすごいパワー

杜仲の木は中国原産で、同じ種の木は世界に存在しない。氷河期を生き延びた古代樹木の生き残りであり、中国では古くから「五大漢薬」の一つとして珍重されてきた。杜仲の樹皮は漢方薬として使われ、降圧作用・利尿作用・強壮・鎮痛効果があるとされている。

さらに調べると、ただの茶色い葉っぱではなく、天然ゴムを作ることもできるらしい。害虫がつきにくく農薬がいらないのも特徴で、養命酒にも配合されているというから侮れない。

杜仲茶に含まれる主な成分と効果・効能

杜仲茶には、健康にうれしい成分がたっぷり含まれている。

  • ゲニポシド酸:血圧を下げ、血管をしなやかに保つ

  • クロロゲン酸:抗酸化作用・脂肪燃焼促進(ダイエット効果)

  • アスペルロシド:リラックス作用・自律神経を整える

  • トリテルペノイド:肝機能の保護

  • フラボノイド類:抗炎症・抗菌・美肌効果

これらの働きにより、

血流改善
細胞の活性化
むくみ解消・排尿促進
胃腸運動の促進
ストレス緩和・安眠効果
コレステロール値の改善
基礎代謝アップ・ダイエットサポート

などの効果が期待できる。

また、中国の始皇帝も「長生きするために杜仲を飲んでいた」と言われている。
もしかしたら、仙人になりたい人向けの飲み物なのかもしれない。

まとめ:まずいけどハマる杜仲茶

杜仲茶は、最初は独特の味に戸惑うけれど、飲み続けるとクセになる。
健康効果も多く、ノンカフェインのお茶の中ではトップクラスの機能性を持っている。

「杜仲茶 まずい」と思っている人も、しばらく続けてみると印象が変わるかもしれない。
それに、ちょっと煙草っぽい香りを楽しめるという珍しいお茶でもある。

健康・ダイエット・リラックス・禁煙サポート。
杜仲茶は意外と、現代人にちょうどいい一杯なのかもしれない。

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