数年前に「日経平均は3万5000円を切るだろうな」と思っていて…。案の定トランプショックで割り込み、そこでTOPIXを買い増したら株価があれよあれよと上がり出し、今は4万5000円台。マジか…。
「ドル建てだと上がったうちに入らない」なんて冷静な人は言うけど、4万5000円なんて行くとは思わなかった。日本株も、指数のETFをちまちま長期で買い増すのは案外悪くないのかもしれない。少なくとも今までは正解だったし、これからもとりあえず正解である可能性は高い。
エミン・ユルマズとか、いくつかのエコノミストは「5万は余裕で超えて7万」なんて言ってる。つまり、まだまだバーゲンセール中なのかもしれない。日本株が上がるとは思ってなかったけど、「日本円の価値が毀損していく」という予想は外れていない。まあ、それはそれでいい。
ただ――未来はよく分からない。とりあえず、日本株はともかく日本円はダメだと思っている。産業競争力を失い、貿易赤字を垂れ流し、少子高齢化と円安に喘ぐ以外のシナリオは一体どこにあるんだろうか。長期でも買いとは言えない。日本の未来は明るくない…少なくとも庶民の未来は…ポジティブでいないから、気の持ちようかな?。
自民党総裁選に出る小林鷹之が「宇宙庁を設立したい」と言っていた。宇宙投資って夢があっていいと思う。日本の製造業がまた活かせられる、無限の可能性がある領域だと思うし。寿命で死ぬ前に土星の輪でカーレースしたいんじゃ!(ぇ)
…まあ、結局のところ「株式・不動産・金」とかを適当に持ってる投資家が一番正しいのかもしれない。ようは、連戦練磨の投資家ほど「未来は予想できない」と分かっているってことだ。寝かせてた個別株は終わったものもあるが、真っ当な銘柄を持っていた人はみんな塩漬けから解放されたんだろう。今からバリュー株を探すのは大変そうだけど。
日本円は持ちたくない。FRBの利下げだなんだと騒がれてるけど、とりあえず10年物の米国債を積み立てながら、手元現金を厚めにして暴落ダメージを抑えたい。かといって乗り遅れたくもないから、ジャブを繰り返すように付かず離れず様子見するのが正解な気がしている。
結局「危機を回避しつつ機会を掴め」って言ってるだけなんだけどね。
とりあえず――日経平均は今から買ったら負けだ!というわけで、日本経済オワタの非国民が米国債とか言ってるだけマンやっています。
定期預金代わりに、米国債を持つのはアリだと思ってる。曲がりなりにも年利3%で、為替は前後するとはいえ、異常な円高や金利がガチャガチャ動くシナリオでもなければ、3~4年持てばまずプラスになる。株価より安心して持っていられる。その分、あまり面白くはない資産だけど。
さて、日経平均の話に戻すと…。
もし僕の予想が外れたら、2030年には日経平均が6万円になってるんだろう。(…いや、それは「当たった」ってことになるのかな?)横ばいか暴落していたら「予想は当たり」ということになる。つまり――本気で投資していないので、あまりいい結果にはならない、と考えている。そう考えているほうが少なくとも自分とか周りの人の身を守れるのではないか。
コメント