日記。マーラー

徒然草2.0

今日の学び。マーラーって作曲家は41歳で痔を理由に指揮者の仕事を辞めたそうだ。私もそうしたい。。。

岡田斗司夫のハリー・ポッター解説

岡田斗司夫「ハリーポッター秘密の部屋で分かるイギリス階級制度」貴族は品格を大切にする。オタクもつまらない作品には冷たくすごい作品を称賛する。オタクのメンタリティはイギリスの貴族に近い?人間とはみんな差別的だが種類が違う。フランス人は恋すると植民地の女と結婚するが、イギリス人は現地では平等に扱うが自分の妻にはしない。

日本人には階級はなく階層しか無い」と紹介されているが、これはちょっとおかしい。正しくは「日本人の多くは階級をないものとしている」が一部の小集団には「階級がある」。その基準となるものがイギリスの貴族社会と違って、金の有無が尺度になるが、ただ親が有名な政治家だとか大企業の経営者だとか金銭の多寡だけでは測れない基準もある。

ハリー・ポッターのマルフォイの父は性格が悪いのではなく貴族として振る舞っているからと捉えると深みが増す(いじめられているエリナを助けたのは、紳士的な振る舞いだからとジョジョが言ったのは、照れ隠しのための言い訳でもなんでもなく、事実としてジョジョが習慣的に考えているからに過ぎない。その割には父にこっぴどく紳士に相応しくないとシゴカれているようだが。。)。というのも、ジョジョの奇妙な冒険のジョセフ・ジョースターやその父にも言えることだ。ジョセフもジョセフの父も別に性格が善いわけではないとすると、ディオが別に特別に悪いわけでもなくなってくるという始点にもなる。ジョジョの奇妙な冒険に別の視点がある。というのはジョジョの奇妙な冒険は「ディオの物語」でもある。という解釈が生まれる。実際に第四部はジョジョの息子の話だ。ちなみに六部以降のシリーズは知らない。

岡田斗司夫「ハリー・ポッターは人間のクズ」ダズリーが蛇の檻に閉じ込められたのを喜ぶハリーに性格の悪さを感じたとのことだけど、蛇と会話できるハリーからすると蛇はダズリーを襲わないことが分かっているから余裕。さすがに命を失う危険があるなら笑ってられないのでは。とはいえ性格が悪いと言えば悪いが、この手の主人公って探せば他にいるよ。とはいえイギリス人の人間の好き嫌いがはっきり描かれているというのは、たしかにそうだなと思う。機関車トーマスもそのへんがはっきり描かれている。大人がクズで子どもが優秀。人間のクズさを全面に出したうえで話が進むのは日本でもそうだがイギリスははっきりしているとのこと。なるほどーと思った。

ホーフワーツ城は新宿駅のサイズ。このサイズ感の場所で展開されるストーリーいいよね。女神転生とか杜王町みたいな。ホーグワーツ城についての考察は人によって違うが、カソリックに滅ぼされたケルトの文化を表しているのではないかとのこと。ケルトの文化は文書化されておらず、カソリックのアウグスティヌスによって追いやられる・吸収されてなくなってしまったという。4人の魔法使いが後世に自分たちの文化を守り伝える最終防衛地としてホーグワーツ城と学校をつくったのか?

銀河英雄伝の曲・マーラーとブラームス

銀河英雄伝説。ドヴォルザークが印象的で耳に残るのは当たり前だからそれはさておき、一期ではいたるところにマーラーの曲が使われているという。また、ワッツとジェシカのロマンスはブラームスで統一されているらしい。

マーラー

マーラーは「音楽の規模や表現の範囲を極限まで拡大し、高校局の概念を大きく捉え直した人」であるらしい。どうりでききやすく銀河英雄伝のどんな場面にもフレーズがぴたりと違和感なく当てはまるのかもしれない。クラシック音楽って型にハマってやっと分かるけどマーラーはよけいなことを考えずにいいいみでBGMとして聞ける。悪く言えば俗っぽい。

エプシュタイン「この若者は生まれながら音楽家で、スピリッツ(魂)をもっているが、スピリッツ(蒸留酒)工場を継ぐことはないでしょう」ふぉーっふぉっふぉ…。

…なんだこのオヤジギャクは(汗)(苦笑)。

※蒸留酒というかアルコールを意味するspiritsは魂のspiritに由来しており、中世の錬金術においては物質の四原質(四原素?)が合成して生まれたモノのイメージによるもの。

まとめ

で、最後無理やりに話をまとめると、ヨーロッパの人々は技士として優秀なドイツ人と陰鬱なイギリス人が好きですね。ヤン・ウェンリーはイギリス流作法を学んだ中国人ってことで香港人ぽい、ただコーヒーよりも紅茶を好むという理由だけで言っていますが、根はもっと根暗のはず。(個人的厭世的願望)

徒然草2.0
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