バイオハザードシリーズの中で、一番ハマったのは当時のバイオハザード3 LAST ESCAPEだった。
10周以上はプレイしたし、「1日でクリアしてみる」なんてこともやっていた。あの頃は、完全にバイオ3が日常の一部になっていたと思う。
その後、新しくリメイクされたバイオハザード RE:3が、Steamで90%オフという破格で売られているのを見て気にはなったものの、不思議と「欲しい」とまでは思えなかった。
ゾンビゲームといえばやはりバイオハザードであり、元S.T.A.R.S.の自分(?)としては、本来なら飛びついてもよさそうなものだ。それでも心が動かなかったということは、「安くすれば売れる」という単純な戦略だけでは、もう引き戻せないのかもしれない。カプコン大丈夫か?と少し思ってしまう。
YouTubeでイケボ実況のプレイ動画を見ると、グラフィックは本当に美しく、見ている分にはとても面白いが。けれど、「これ、自分でやらなくてもいいかな」と感じてしまった。映像だけで“体験した気になれてしまう”時代になったということだろうか。
もちろん実際にプレイする体験とは違うのだが、似たような体験が他のゲームで得られるなら、あえて今バイオに戻る必要はないのでは、と思う。それなら、まだ未プレイのバイオハザード4やバイオハザード5をやったほうが新鮮かもしれない。
それと、弾薬不足のストレスとか味わいたくない。これもバイオシリーズの恐怖演出の一部だが、現代のゲーム環境でわざわざそこに苦しむ必要があるのか?という疑問は当時からあった。だからこそ、条件クリア後の「ロケットランチャー無限」がご褒美として成立しているのだが、今の感覚だと少し窮屈にしか感じないかも。あと倒れてるゾンビは蘇生するので、執拗にナイフで突いて処理するデバッグ。忘れずしないといけないただの無駄タスク。倒れたゾンビをナイフで突く為に俺はゲームやっているんだっけ?と突いている度に思ってしまいそうだ。
で、実際にRE3は失敗と言われている理由がまとめられているのがこれ「【罪】リメイク失敗!? 何故バイオRE3はこんなに酷評されているのか バイオハザードRE3という罪について解説【RE3】」のっけからネメシスにやられるブラッドってこんなだったっけ?キャラの設定が変わりすぎ!というのが不満らしいけど、確かにこれを見る限りジョージ・A・ロメロ風の人間の裏切りや葛藤みたいなのがないか味わい不足なのが駄作なのかも(ジョージ・A・ロメロが映画バイオハザードを作らなかったことはさておき)。ああ、これは怒るわ…というものばかりだ。カルロスとかニコライを操作するゲームを今からでも作ったほうがいいのでは、あのマシーナリーズが面白かったのはキャラ変プレーしてアンブレラ社の傭兵だがそれぞれのキャラの複雑な立ち位置で遊べたところだった気がする…完全に自分はカルロスやミハイルやニコライになれていた。。むしろ、ただ同然でマシーナリーズを配布してほしい。…ただ、RE:3はすっかり忘れているか、はじめてプレイする人には違和感がないらしいので、懐古厨を無視してもいいのかもしれない。私も「安くこれが買えるなら結論としては文句あまり言わないかも」と文句言っといてあれですが、バイオのやり直しにはちょうどいいのかもしれない。
まあいずれにしても…これはこれでRE:3のダメなところを見て、当時のバイオハザードシリーズが非常にこだわりを以って作られていた神ゲーだったのだと再認識させられた。
ゲームが一本道であること自体は問題ないかな。ただ、プレイヤー側が贅沢になったのか、それとも単に「今さらやるゲームではない」ということなのか。例えばファイナルファンタジーXなども、今となっては“体験するよりも知るだけで満足してしまう作品”の一つかもしれない。
そういえば、3月24日に上野へ行き、早咲きの桜と動物園を楽しんだ帰り、駅でカプコン花札のガチャを見かけた。うちの人が引いたのだが、自分もつられて回してみた。
出てきたのは、正体不明のキャラクターが2つ。そのうちの一つが「アシュリー」だった。調べてみて初めて、ああ、そんなキャラもいたかもしれないと思い出した。彼女はバイオハザード4の登場人物で、バイオ3までしかやっていない自分には馴染みがなかった。
もう一つは、赤い鉢巻きをした学生キャラクター。「これは何だ?」と思って調べたら、大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-の主人公で、成歩堂のご先祖だという。ここまで来ると、自分の世代のゲームではないと感じてしまう。正直、ストリートファイターやロックマンあたりが出てくれたほうが嬉しかった。「おくせんまん」が頭の中に流れる。郷愁だ。
街中で見かけた「福島ファンタジー」というポスターも印象に残った。なぜファイナルファンタジーとコラボしているのかはよく分からないが、思わず足を止めて見入ってしまったので、マーケティング的には成功しているのかもしれない。少なくとも、FF世代には刺さるのだろう。
……と、ここまで書いておきながら、ほとんどZombie Army Trilogy/4の話をしていない。
ただ、そこから派生して、同じ系統のゲームエンジンを使ったSniper Elite 4にも興味が出てきた。自分のプレイスタイル的にも、こちらのほうが合っている気がする。
今さらメタルギアソリッドをやり直すよりも、弾薬にある程度余裕があり、侵入やステルスを楽しめるゲームとしては、評価を見た限り、こちらのほうが向いていそうだ。
というわけで、今後はSniper Eliteシリーズもプレイしてみるつもり。

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