日々のアイデア。おひとりさまのシステム再考その2

徒然草2.0

以前にも考えた「おひとりさまシステム」と呼ばれるものの再考メモである。

独学プログラマーというPythonを学ぶ本がある。なかなかいい本だったと記憶している。…というより自分がやりたいことに近い本である。自分がやりたいこととは、プログラミング教育というサービスに於いて…という意味で、プログラミングを学ぶにあたって、本当に使える知識というものを適切な分量で伝えること…つーのに近いということだ。

世間ごまんとあるプログラミング学習の書籍がどうも自分が教えたいことが入っていない…自分が教えたいことが入っていないというのは、私が初学者だった頃に「なんで、こうやって教えてくれなかったの?」ということの裏返しつー意味。

例えば、次に挙げるのは直接的に「Webプログラミングのスキルではない」ものだと言えないと思うのだが、どう思いますか?

Webフレームワークの使用方法、チーム開発という集団システム開発における作法や知識、設計やオブジェクト思考と呼ばれるシステム設計者になるための実践力、コンピュータサイエンスと呼ばれる原理的なハードウェアの仕組み、TCP/IPネットワークに代表される通信プロトコル、ストレージの仕組みの概念、プロジェクトマネジメントの手法、テストやデプロイを効率よくこなすミドルウェアの活用、仮想化技術を使用した現場で役立つ知識。デバッキングツールの活用。クラウドサービス。コミュニケーション技法(苦笑)。空気を読む力(抱腹絶倒)。…エトセトラ。

さて、一般的にコーディングと呼ばれる知識に加えてデータとアルゴリズムの訓練、あと最低限のOSの知識、Webアプリケーションの構成と本質的なロジック。

これだけでWebアプリケーションは自由に作れるはずだ…もちろん、これでは足りない。しかし、私が挙げた「Webプログラミングのスキルではない」というものよりも、絶対に落とせないシーンもあるのではないか、とも思ったりする。しかし、盛り込みすぎれば電話帳のような情報量になってしまう。絶対におとせないというのは「自走力」を身につけるということにおいて…つー意味でしかない。

おひとりさま(≒独習者&使用者)が自分のオリジナルWebアプリを作るだけであるならばもう少し情報を絞れる。

ついでに加えて本質的な陳腐化しない技術…というよりプログラマのマインドセット…プログラマインド(くっつけないほうがいいか汗)すなわち、Webプログラマのものの見方をさせてあげるということがもっとも価値あること!だが、そういうものをちゃんと伝える学習教材があまりない(エッセンスを凝縮したものがないわけではない)。そういったものを特典とかオプションでぷらすできれば最高だ!!

…ただ書き並べてみただけだが、なんとなく「おひとりさまシステム」の全貌が見えてきた。もっともっと絞らないといけないと思うが、前よりも絞り方がうまくなってきた気がしています。あともう少し練れば商品になりそうだ。

徒然草2.0
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