日々、考えること。ウォーキング・デッド 2-12

徒然草2.0

ネタバレあり。

デールは何より人間性を上位に置く人だったが、だからといって他のメンバーに人間性がないわけではない、つーか人間性がなければグループは崩壊する。デールは正直者過ぎた?とリックは言うが、違う気がする。

人間性がある意味でテーマで…もうすこし政治臭い話をこのドラマの作者は描きたいのかな?って思ったがデールがしんだ時点で、そういうわけではないらしい。デールが長生きしすぎて彼の主張が強すぎると、サバイバルドラマにはならなくなってしまうだろうし。

リックの妻ローリが、シェーンに対する率直な思いを伝える…まあ、このシーンがなかったらシェーンが救われないしローリがずるすぎるだろー、ということになるので当然あるべきシーンだと思う。一晩の関係がすべてウソだってわけではない、と。シェーンはリックに野蛮人あつかいされてお前の愛は偽物だ!みたいなこと言われて、それはいくらなんでもリックひどいだろーと思った。話を複雑にする担当ローリ。リックをヒーローに描きすぎないようにしているのかもしれないけれど、それにしたってシェーンとちょっと価値観が違うだけに過ぎない気がする。リックのリーダっぷりはなんか鼻につく。はじめシェーンは危ないヤツに何度もなったが最終的にはちょっとダリルとは違う方向性の野生児ってだけ。リックにいたっては親父だったってだけだが、シェーンのほうがカールの親父役を担っている。

キャロルとグレンがデールに思いを馳せる…のはいいけど、一番ストーリの中で初期メンバーなのに影が薄いやつTドッグこいつどうなるんだろう。。多分、後でダリルの兄が出てくると思っているんだけど、ダリルの回想ではまるで兄は死んだような印象を受ける。そうなるといる意味もないような。一応、グレンやハーシェルなどの移民を出して多民族ドラマにしているあたり黒人がひとりいないといけない気はするけど。。。

ハーシェルはもともと飲んだくれくそ親父。

リック、カール、ローリは、なぜかイマイチ心からは好きになれない家族。

グレンの恋とかどうでもいい。

キャロル?この人は色々とがんばって今以上にたくましくなって欲しい。アカデミックな世界に生きていたが、サバイバルも実は向いていた。妹の死を経てたくましくなったって描き方をされているけど、もともとサバイバルな雰囲気がある気がする。

忘れていた。坊主頭のおばさん…ソフィーのお母さん。名前知らない。この人、なんのために生きているんだろう。ダリルを肯定する役な気もするけど、いまのところリックとダリルが相棒みたいになっているし、やはりなんのためにいるのか謎なポジションになってきた。家事手伝いする人的な…?

ハーシェルの奥さんとか、あと家族も基本的に影が薄い。

…からのシェーン事変。ギャングの仲間?ランダルを逃しそして殺し…なんでシェーンはとち狂ったのか?目的がなぞ。ギャングの仲間になりたかったから?だったらそのまま消え失せてしまえばいい話。リックやダリルを騙すも、2人共はじめからシェーンを信用していない様子もみられる。とりあえず、シェーンの目的が謎なんだけど。ダリルとリックを始末したいなら他に手があるだろうに。

まあつまり、ローリがまたシェーンに火を付けてしまったという話らしい。

けっこう無理な筋書きだと思う。

なんだかんだ言って…もっといい死に方をシェーンにはしてほしかったなぁ。

つーわけで、リックの言う通り自分が見えなくなるシェーンの暴走によってシェーンは短命だったと…いう教訓にはしたくないかな。結果として、ローリの正直さがシェーンを暴発させた。残念だった。カッコいいキャラがダリルぐらいしかいなくなってきた。時点キャロル、次は…グレン…んー、冴えない。。

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