銀と金の第三話。
(ネタバレあり)
国会議員は下衆である
国会議員の海道の下衆さがすばらしい。政治家とは下衆そのものだと思う。これは何も政治家を貶めているのではない。政治家は表と裏の顔があってもいいと言う。また人は本来的に下衆である。
なぜか政治家はその下衆性が透けて見えるやつがいるから面白い。
ただ、その下衆性を愚民にそれを見せてはならないだけに過ぎない。
そんな下衆なところをきちんと描いているところが非常におもしろい。
自分の身を守るために玄関で丸双や帝銀の頭取が出てきても奥に引っ込んでいた海道。愛人?が裏切っていないと分かると抱きついてみたり、それをすぐ引き離して激昂する激しいサディズムさをさらしている(まあ、これはいくらなんでもやりすぎで不自然だがw)。
短時間でこれだけ3人のキャラ性を視聴者に伝えるスマートさには恐れ入る。海道にとって危ない橋をわたる時のドキドキとセックスするときのドキドキはまったく同質のものなのだ。そういうポリティカルセクシャリズムな性格を持っている人って世の中にマジでいるのだろうか?私はそういう人に出会ったことがない(知っていたら教えてください)。
ネカフェPCのグラビアを見ている梅谷
内村がURBを隠したネカフェの個室にいた客がグラビア画像を見ていたが、なぜか梅谷が部屋でその画像を見ている。なんの伏線でもなんでもないと思うので、別の画像を用意したほうがよかったんではないか。それともなんらかの意味があるのか?まあ、たぶんなんの意味もないんだろうけど。
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