リーマンショックやITバブルはたまたバブル経済みたいなことが起きたらどうするの?という問いに対する私の回答は至極とても単純。
預金すなわち現金を持っているってこと!
半分ぐらいを現金で持っていれば、もしもの時に安心ですから。。
債券や社債がいいとか、パッシブ運用のファンドとか、相関関係を気にするとか、そういう意見や手法があるけれど、重要なのはそこではない。
損失を埋め合わせるための価値が変動しない(ように見えるだけの)現金を、必ず用意しておくことが重要です。
「現金は実弾」という言葉を知らないんですか?
資金をぜんつっぱして株式投資するのは勝手ですが、もしもの時のリスクに私から見て対応できません。投資では負けないことが大切...であるならば、利益幅をギリギリまで上げることよりも、もしもの時の損失を最小限に抑えることのほうが重要だと考えます。
大きく下げた時はバウンドすることもあるので、上がり続けている時に買うくらいならば、下がり切った時に買う努力(下がって上がらないこともあるけど...)をした方が、ずっと賢明だと思います。
よく最近の積み立てファンドだと、若い人は「無茶してもよいのでアクティブに利益をとる!」それでも長い目で見ればプラスになるからOKでしょ?、みたいなノリの解説が多いのですが...
まあ確かにリーマン級の出来事があってもアベノミクスがなくても20年積立複利運用していれば成績はプラスかもしれません。でもねえ、だからと言って大きな損失に対するケアをしなくていいのが超長期投資です!なんていうのはバカげているし無責任だと私は思います。...それならば、余剰資金で投資はしましょうっていうのが基本だし、その意味するところは、余剰資金を失って生活を犠牲にするからではなくて、下がった時に買い戻せる余剰資金を持て!という意味で現金を用意しておくことをお勧めします。
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