戯言|高尾-神馬山往路のなんちゃってトレイルラン(計画偏)

徒然草2.0

数年前にやらかしたひどい四十肩が、だいぶマシになってきた。
完治ではない。そもそも首周りというのは爆弾の宝庫だ。

左腕は真っ直ぐ上に上げられない。
ただ、前ならえの姿勢ならほぼ痛みはない。多少の力も入る。
重い荷物を持つときは注意が必要だが、「歩くのさえ億劫」という状態ではなくなった。

体のバランスを取って歩くこと、鎖場での三点確保は不安があった。
だから登山なんて無理だと思っていた。
膝は丈夫なほうなので、登山や散歩くらいはいけるだろうと甘く見ていたが、
肩がダメになると歩行そのものがダメになるとは(汗)。

それでもようやく……「多少の登山くらいなら大丈夫かもしれない」
というレベルまで歩く時に意識せずとも体のバランスがとれる状態にはなった。

先週スケートをして「われながらバランス感覚、悪くないな」
と少し自信を取り戻した(調子に乗っているともいう)。
鷹取山登山も不安はなかった。

ファイト一発の懸垂が必要な難所は無理ゲーだし、
格闘技も今はちょっと無理。でもまあ、そこは割り切る。


60過ぎても日帰り登山くらい誰でも余裕でできるものだ、
と勝手に思っていた。でもあれ、完全に生存者バイアス。

仕事を辞めた人って労働に振り分けていたエネルギーが余っちゃって、
やたら元気になっちゃう人がいてそういうひとよく登山道であったりする。
「退職したの(笑)」ってニコニコしている。その人たちと自分を重ねないほうがいい。
自分は労働の合間に細やかに山行を楽しんでいるだけなのだから…。

山で元気な70歳くらいの人を見ると、「自分もああなれるかも」
と勘違いしてしまう。でも、そもそも元気じゃない人は山に来ていないだけなのだ。
一部の人が登山できているだけだ。知らなかった。

だから、元気なうちに行けるところへ行っておこう。
40代はまだそういう年齢じゃないはずなのだが、
酷い四十肩のおかげで、人の命は思ったより短いと悟った。

そういう意味では、四十肩になってよかったのかもしれない。
病気や怪我をきっかけに、注意深くなり、行き方がうまくなる人もいる。
四十肩は、私にとって転機だったっぽい。

100名山は諦めたが、この調子なら40代のうちに南アルプスくらいは行けるかもしれない。

…まあ、無理はしないけど。


で、今回ちょっと厳しめの登山計画を立ててみた。
前からやろうと思いつつ、ずっとおざなりにしていたやつだ。

名付けて「高尾―陣馬山(神馬山)往復なんちゃってトレイルラン」

高尾山口駅から陣馬山まで徒歩で約5時間45分。つまり往復で11時間30分。

身軽にして、ほぼ休憩なしなら「11時間でいけるんじゃね?」という雑な皮算用。

朝7時に出発すれば、帰りは18時過ぎ。
今は1月なので、高尾山に戻る頃には確実に日がとっぷり暮れる。ライト必須。

以前、陣馬山側から高尾山に戻ろうとしたことが一度あった。
城山か景信山あたりで道に迷い、外に出てしまった。
それが心残りで、もう一度ちゃんと歩きたかった。

ただ、再チャレンジするだけでは面白くない。
「11時間ならピストンできるだろ」という無茶な発想が出てくる。

それに、藤野まで行くと電車賃がもったいない。
高尾山口から往復なら安上がり(ケチ)。
そんな安直な理由で、誰もやらなそうな荒行を思いついた。

気分は雲水。達成できたら阿闍梨。

登山後の、あの心地よい疲労感がわりと好きだったりする。

まあ、どこからでもリタイアできるという意味では安全だし、
気が向かなかったら引き返すかもしれない。ただし、降り道が多いということは、
それだけ迷いやすいということでもあるので要注意。

なお、景信山は、『鬼滅の刃』に出てくる霞柱・時透無一郎の故郷らしい。

…というわけで、日曜日、気が向いたら聖地巡礼に行ってくる。

徒然草2.0
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