「薬屋のひとりごと」のアニメはシーズン2はじまったけど見てないから漫画で読んでいる。猫猫は何歳設定?と思ったが17歳。精神年齢35歳以上では…てか、恋知らぬ(というかまるで興味がない)むすめさんなのに人生1回転経験してないとかおかしい達観具合。異常に大人びた主人公で違和感ありあり、そーゆー設定はとてもズルい。「すずめの戸締まり」のすずめも17歳で大人びているが猫猫の比ではない。「崖の上のポニョ」の主人公・宗介(5歳)の自立した姿も遥かに超える違和感だ。
「薬屋のひとりごと」はテンポが良く毎回の謎解きも楽しいので、子どもにもいいかも?と思ったけど妓楼(ぎろう)の話もありえげつない話なのでダメか…と思ったが「鬼滅の刃(遊郭編)」は小学生OKだから描写が無いので気にしなくていいのだろう。壬氏様の付き人である高順(がおしゅん)は36歳設定で猫猫を小猫(シャオマオ)と呼んで子ども扱いだが、これもちょっと無理があるのでは。壬氏って肯定の弟で24歳設定。頭はそれなりにいいが猫猫に一歩及ばず、李白と後宮を出たと聞いて焦り茶碗を割り動揺するほどに幼かったりする。
舞台を日本で似た話つくれないかな?例えば、飛鳥時代の推古天皇と聖徳太子らへんの時代の後宮(日本の場合は単に宮という)内のごたごた話を作ったら面白いかも。推古天皇と聖徳太子は調べてみたら20歳差なので親子ほど離れているからダメだった。恋していいのは±7歳までかな。「言の葉の庭」のタカノ15歳とユキノ27歳で12歳差か。見ている分にはありだけど、20歳となるとどうしよう…友達のお母さん設定だって若すぎる。いや、恋だから若くていいか。
聖徳太子の母が若くして亡くなったため推古天皇を母に投影するマザコン設定…は主人公として流石にイケてないか。であれば実は推古天皇と同年代だが悪の組織に毒を盛られて、ちっちゃくなっちゃった名探偵コナン現象が起きたとか。そもそも聖徳太子はいなかった説もあるので、3人の聖徳太子がいた!というマルチな主人公設定にしてもいいかも。
というわけで適当にChat-GPTにあらすじをつくってもらった。
『紫の君と日出ずる国』著:Chat-GPT
時は6世紀末。大和の都。先帝・用明天皇の崩御により、女帝として即位した推古天皇。だが朝廷の内には男系継承を望む旧勢力の圧力、外には新興の仏教勢と古来神道派の対立、そして百済や新羅といった外交の緊張が渦巻いていた。
孤立無援かに思われた新女帝のもとに現れたのは、亡き兄の忘れ形見、若き天才・厩戸皇子――後の聖徳太子。皇子は「十七条の憲法」と「冠位十二階」の構想を抱き、混乱の中に秩序と理想の国づくりを志す。
皇子の傍らには、風変わりで才気あふれる民間の智者・秦河勝。仏教を信仰しつつ、民の心にも通じる彼は、皇子の数少ない腹を割って語り合える友であり、時に鋭く、時に滑稽に物事を見通す参謀となる。
やがて皇子は、小野妹子を始めとする遣隋使を組織し、大陸の文化を吸収する道を切り拓く。一方、斑鳩の地に「理想の都」となる宮を建て、未来を見据えた政の拠点を構える。
しかし皇子の改革は、蘇我氏のような古い権力層の反発を招く。蘇我馬子、蘇我蝦夷といった強敵たちとの政治的な駆け引き、時に命を狙われる危機も乗り越えながら、皇子と推古天皇は少しずつ「日出ずる国」の礎を築いてゆく――
そして誰もが予期せぬ別れのとき、皇子は最後の言葉を残して、静かに歴史の影に姿を消す――。
秦河勝(はたの かわかつ)という秦国から百済を経て、日本に来て仏教を広めた相棒が聖徳太子の同年代にいたらしい。この人を聖徳太子のお友達に設定しない理由はない。
聖徳太子はじめ蘇我一族なので内部抗争させるより、蘇我氏のかつてのライバル物部(もののべ)氏由来の生き残りとか、冠位十二階が氏より能力で出世させる仕組みなので、それに抵抗する勢力とかを出したほうがいいのではないだろうか。
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