戯言|混沌→矛盾→情報非対称性の解消…人生の本質は矛盾よな

徒然草2.0

自分の「精神活動」と言うと大げさですが、ある行動をとる動機は人によってけっこう異なりますし、その違いによって天職が変わることもあると思っています。例えば、こだわりが強く職人気質の人は、そのマニアックな感性を活かせる仕事に就くほうが、成果を出すだけでなく幸せになれる可能性が高い。人と関わることで楽しさを感じる人は、人と関わる仕事が向いている。命のやり取りや歩合制の営業や起業は、ドキドキを求める人に向いている。逆に、一人で黙々と作業するのが好きな人もいる。これは…正確に言えば、人によって性質が異なるというより、優先順位の違いではあります(職人気質だからといって、人と関わることに面白みを感じないという意味ではありません)人間の性質はそもそも複雑ですが単純化するとそうなるという話です。

それで自分の場合は、感性タイプだと思っていたのですが、実は論理タイプの部分が強く、すべての場合に当てはまるわけではないものの、矛盾を見つけて解消することを好むようです。部屋の散らかりは気にならないのに、パズルのピースが欠けたままだと気持ちが悪い、というアンバランスさがあるようです。周囲にはあまりそう見えませんが、混沌(カオス)から論理を取り出すと矛盾が生まれ、それを解消できたときに喜びを感じるようにできていることに気づきました。

それが仕事になるとうれしいと思い、プログラミングを選んだのかもしれません。今までこの仕事が続けられたのは、ある程度自分に合っていたからだと思います。混沌から秩序へ、そしてその過程で生まれる矛盾を解消する。ただし、解消できない矛盾もあります。その矛盾と向き合うことが自分の人生であり、理性を使う限り、人間には解消されない矛盾が必ずあるのだと思います。そもそも人間の脳は複雑で、自然や脳内を理詰めで捉えれば矛盾が生じ、それを辻褄合わせようとしてさらに複雑化するのではないでしょうか。

そんなことをあれこれやっているだけで、自分はわりと楽しいと感じるらしい。それを仕事やライフワークにできるというのが、自分の個人的な性質です。しかし、それだけでは起業する動機としては弱い。人間は矛盾した生き物だという根本的な信念には価値がありますが、それを社会的に活かすにはどうすればよいか?と考えたとき、「情報の非対称性を解消すること」が一つの答えだと思いました。

矛盾の解消に至るかはさておき、すべての人に情報を整理した形で提供すること。混沌に論理性を与え、生まれた矛盾を解消する。カオスから取り出されたテーゼにアンチテーゼが生まれたら、ジンテーゼにランクを上げる。そのためには、情報にどう向き合うかが重要になる。情報システムは、私たちの生活に秩序をもたらす。逆説的ですが、情報の非対称性がなくなることで、矛盾は完全には消えなくても、なぜそれが起こっているかが明確になり、対処もしやすくなる。何もわからないより、問題の所在がわかるだけでも、いくらか片付いていると言う経営コンサルタントもいます。それが社会にプラスになるのではないかと考え、私のライフワークは「情報の非対称性をなくすこと」だと思うようになりました。

でも、根本的な動機はやはり、混沌と矛盾です。最近は「情報の非対称性」のほうを置き去りにして、矛盾とばかり向き合っているため、全然前に進んでいません。原点回帰というか、先祖返りしている状態です。近況報告や振り返りと言えばきれいですが、実際はただの停滞中。人生は矛盾だらけだ。だから、矛盾のままでも構わない。でも、それを無視して何もしないでいていいのだろうか? 矛盾が頭の中でぐるぐる回り続ける――それこそが、自分という存在の本質なのかもしれない。

徒然草2.0
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