戯言。残クレペアローン50年で夢のマイホーム?

徒然草2.0

国が残クレマイホームを推進するそうだ。若者の夢はタワマンペアローン(50年)か。これは、未来に日本版サブプライム危機が起こりやすくなるのではないだろうか。ライフスタイルの変化とやらに柔軟に変化できない気がする。業者のFPは「50年も同じ家に棲むわけじゃない」って勧めるのだろうけど、符に落ちません。

支払い費用を抑えられるメリットはあるが、家計の規律を失えば高齢時などに家なしになる人が増える。残価の査定は金融業者に不利にならない仕組みになっているため、消費者が基本的にバカを見る。車だったらまだいいが、自分のものにならない家を利子払いするってどんな気持ちになりますか。だったら、借地借家法で手厚く守られた賃貸のほうが低リスクでいいんじゃない?って思いますが。

お金を借りて家を買うのが当たり前になる一方で金利は上昇している。金融の正常化というが30年のゼロ金利時代を生きてきた者としては恐ろしい気持ちのほうが大きい。期待に夢を膨らませ未来に恐怖を先送りしよう。知らんけど。

…なお、2027年に未成年のNISAが始まるらしい。証券口座のWebシステムを作っている人は大変だ。宗教上の理由によりSBI証券は使っていない(?)のですが、ネット証券のUIが好きでいろんな画面を触って遊んでいる。自分も1回くらい証券のシステムに携わってみればよかったな。…とりあえず保留にしていた子どもの銀行口座と証券口座を作って学費とかを積み立てておくか。アベノミクスにお年玉を突っ込む勇気はなかったけれど、金利ある時代になり若者が投資が当たり前になる。

また、2027年にiDecoの上限が著しく上がる。サラリーマンの場合は2万3千円から6万2千円になる。退職金の控除が絞られるのでNISAでの積立てを優先すべきという声もあるが、個人的にはこれを大いに利用すべきだと思う。大企業にお務めで手厚い退職金や株価の上昇が望めるなら別だが、年金がいよいよ生活の当てにならないので、まずはフルでiDecoを積み立てるべきではないだろうか。

そういうわけで、借り入れで家を買い、NISAとiDecoで投資を行うのが、これからの現代日本人の当たり前になっていくのだろう。

徒然草2.0
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