戯言|地動説はコペルニクスの説をガリレオが証明しただけじゃないの?

徒然草2.0

『チ。』に登場するノヴァクの最後って娘(ヨレンタ)が死んだと思ってあれで終わり?ってことはないよね。話が10年後に飛んで⋯別の⋯放浪の民の女の子(ドゥラカ)が主人公になってしまった。未来に飛ばされるのね。異端解放戦線体調シュミットとの馬車の中で行われた、無神論者のドゥラカVS聖書の神を信じないシュミットの論争は、この時代ではありえない気がする。キリスト教自体がユダヤ人ではない異民族により広められたが、それを先取りして地動説が異民族の少女により手を加えられるという描写は、一歩間違えると読者が誤った知識を持つ可能性があるような⋯「チ。」を事実だと思って読んでいる若者に出会う問題がありそう。で、解放戦線の組織長がヨレンタだったか⋯というところまで読んだところ。

地動説はコペルニクスの説をガリレオが証明しただけじゃないの?

だが15世紀まで主流だったのは、プトレマイオスの天動説であった。その時代――

私の地動説の理解は教科書どおりで、コペルニクスが考えた地動説をガリレオが証明しただけだと思っていた。

いや、もう少し詳しい話は「チ。」を読む前からあることはなんとなくは何かで読んだことはあるが、天文学者でもないのできれいさっぱり忘れていた。

⋯コペルニクスはあくまで仮説で唱えただけだが、ガリレオの場合は異端審問にかけられて「それでも地球は回っている」と言ったことが有名だが。

すこし個人的な疑問を整理してみる。

ガリレオはなぜ殺されなかったのか?

もともと学問的な功績があり影響力があった。

当初は教皇と親しい関係にあったので、政治的な理由により自宅への軟禁で済んだ。

また、ガリレオは発言を撤回したことにより、公式には地動説の考えを捨てたことになっている。

コペルニクス以外に地動説を考えた人はいなかったのか?

紀元前の天文学者であるアリスタルコスはコペルニクスの地動説よりも1700年も前に、地球が太陽の周りを回る考えを示していた。

ピタゴラス学派も地球が動いている可能性を考えていたし、古代インドの天文学でも地球が回転するという説があるという。

徒然草2.0
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