戯言|ミッション、ビジョン、バリューを多用すると読みにくい文章になるような。

徒然草2.0

ミッション、ビジョン、バリュー、デファクトスタンダードという言葉を使いすぎると読みにくくなる、と思うのはわたしだけでしょうか。メールボックスに入ってくる、どこぞやの求人サイトの中身のないスカウトメールを見ていてつくづく思います。(だいたい私のプロフィールを見ないでスカウトメールが送られてくる時点で角度が極めて低い)です。企業側も然り労働者の側も”合わない”ことがわかりきっています。

例えば、以下の文章。どこの会社のものか分かってしまいますが、DBと思いますので原文のまま掲載しています。

当社では、ミッションとして「企業価値向上に役立つ連結決算開示を普及させる」を掲げ、自社ソフトウエアと多様なサービスによってお客様のグループ経営、連結決算開示領域を支えています。 ソフトウエアの提供により得た顧客資産と、BPO等のサービスの提供から得た業務ノウハウを活かし、唯一無二の価値をお客様に提供し続け、「グループ経営を支えるソフトウエアのデファクトスタンダードに」というビジョンを実現してまいります。

こういう文章にピンとくる人材でないと当社では採用しませんっていうフィルタになっているのかな?とすら思います。(たぶん、この直感は当たらずとも遠からず、なのだと思います)

実際にこの文章を見てビビッとこなければ応募しないわけで、人事からのスカウトメールがその採用プロセスのなかでフィルターになり”通ろうとしない”ひとが必ず現れます。

BPOってなんだろう?と思ったらアウトソーシングのことだそうです。日本語なら業務代行でもいいような気がします。Chat-GPTによって簡略化すると以下のようになります。

当社は、「企業の価値向上に役立つ連結決算の開示を広めること」を目指しています。
自社で開発したソフトウェアと、さまざまなサポートサービスを通じて、
お客様のグループ経営や連結決算の業務を支えています。

これまでに培った知識や経験を活かし、
お客様にとって本当に役立つサービスを提供し続けていきます。

わかりやすくはなりましたが、味気ない感じもします(苦笑)

当社のミッションはリライトしないほうがよかったかもしれません。

このくらいが無難でしょうかか。

当社は、「企業の価値向上に役立つ連結決算の開示を広めること」を使命としています。

自社で開発したソフトウェアと、業務代行(BPO)などのサービスを通じて、お客様のグループ経営と連結決算の実務を支えています。

ソフトウェアの提供を通じて得たお客様とのつながりと、サービス提供で培った業務ノウハウを活かし、他にはない価値をお届けします。

これからも、「グループ経営を支えるソフトウェアのデファクトスタンダード(標準)に」となることを目指します。

これならどうでしょうか?

添削してリターンしたら能力を認めてもらえないかな(もらえるわけないよな)。

徒然草2.0
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