戯言|ヒカルのオープンマリッジ宣言について。勝手にすればいいことなのに、なぜみんな怒るのか?

徒然草2.0

ヒカルのオープンマリッジ宣言がXでやたら叩かれている。ヒカルという有名Youtuberがいることくらいしか知らないしその人の動画も見ていないが…あの反応はなぜなのか?。と疑問に思った。叩く人の気持ちも分からなくはないが、いったい誰が叩いているのだろう。「女性がかわいそう」という声もあるけれど、本人はOKしているわけだ。

そもそも、オープンマリッジ宣言とは…

1970年代アメリカでは、60年代のヒッピー文化や公民権運動を受けて、既存の価値観への反発が強まった。個人の自由や自己表現を重視し、性の解放やフェミニズム、LGBT運動が広がった。従来の家族観・結婚観も問い直され、オープンマリッジやポリアモリーといった関係性が議論され始めた。音楽や芸術、思想の面でも「権威への挑戦」がテーマとなり、カウンターカルチャーが一大潮流をつくった。こうした動きは現代の多様なライフスタイルや価値観の基盤になっている。

どう捉えるかは人によるが、それを受け入れる人はポジティブだ。

ヒカルのオープンマリッジ宣言を否定的に捉える人は、結婚とは男に制限を設けてこそ成立するものだ、とでも言いたいのだろうか。まあ自分が、娘の親なら怒るかも。つまりは「責任をとるのが結婚」だという定義を既婚者が押し付けているのかもしれない。「制限を受け入れる男がカッコいい」「そうでなければ女性も幸せになれない」という価値観を大切にしろ、ということか。だとすれば、ヒカルの視聴者って、案外よく分からない古風な結婚観を持っているのかもしれない。でも本来なら「お金持ちが何しようが関係ない」で終わる話ではないのか。

視聴者の多くはヒカルと同年代か年下だと思うのだが、意外とそうした価値観を応援しているのは面白い。Xで叩いているのは部外者だが16万人の登録解除者は何に怒ったのだろう?もともとそんなに品性よくないことが売りじゃないの?まあ、河合ゆうすけが「妾制度でも叩かれる」と言っていたけれど、たしかに古来の日本の性風俗はゆるやかで、ある意味合理的でもあった。だから「現代的な性的倫理観が高い」ことを古風と呼ぶのは違うのかもしれない。

結局のところ、なぜ人々はこんなに堅苦しい結婚観を当然のように受け入れ、他人にまで押し付けるようになったのだろうか。

シバターはヒカルのことを「可愛そうなやつ」と評していたらしい。ある意味、大人のうまい言い方だと思う。岡田斗司夫も「結婚しろ」と言いながら、そのマイナス面を強調することが多い。とはいえ、男にとっても結婚という制限があるほうが、生活や心持ちが落ち着く面はたしかにある。

ただ、30代であれば「自由でいたい」という欲求がまだ強いだろうし、ホリエモンのような価値観を持つ人もいる。結局は、その人にとって何がベストなのかは一概には言えない。それに、そもそも売れっ子Youtuberという時点で、視聴者とは立場も環境も大きく違う。その違いを「他人事」として切り離せず、強く反応してしまう人が多いのは意外だった。

シバターはヒカルのことを「可愛そうなやつ」と評していたらしい。ある意味、大人のうまい言い方だと思う。岡田斗司夫も「結婚しろ」と言いながら、そのマイナス面を強調することが多い。とはいえ、男にとっても結婚という制限があるほうが、生活や心持ちが落ち着く面はたしかにある。

ただ、30代であれば「自由でいたい」という欲求がまだ強いだろうし、ホリエモンのような価値観を持つ人もいる。結局は、その人にとって何がベストなのかは一概には言えない。それに、そもそも売れっ子Youtuberという時点で、視聴者とは立場も環境も大きく違う。その違いを「他人事」として切り離せず、強く反応してしまう人が多いのは意外だった。

徒然草2.0
スポンサーリンク
シェアする
gomiryoをフォローする
ごみぶろぐ

コメント

タイトルとURLをコピーしました