今が辛いから酒で敏感な自分を誤魔化して、
心の弱さを騙すために、
体が痺れて訳が分からなくなるまで飲んでいる――
というわけではない、と思っている。
……いや、それは昔の自分の話かな。
気絶するように眠るために飲む、という飲み方をしている人が、
ストロングゼロを飲みながら
「リカバリーウェアを買った」と言っているのを聞いて、
正直どちらもあまり意味はないだろうな、と思ってしまった。
最近は、健康もお金も確実に削られるので、
酒は「百害あって一利なし」というスタンスにかなり近づいている。
ただ、まったく飲まなくなると、
「酒をやめられない人の側の感覚」が分からなくなる気もする。
それはそれで、少し損失のようにも感じる。
リカバリーウェアや寝間着にこだわるのも悪くはないけれど、
どこか本質からズレていて、
言葉は悪いが少し貧乏くさく感じてしまう。
(善意で言っているつもりでも、言葉が荒いのは自覚している)
寝間着よりも、まず寝具でしょう、と思う。
安くて中途半端な寝具は、結局体に負担が残る。
……とはいえ、私はいまだにせんべい布団なのだけれど。
宝焼酎ハイボールもそうだが、
結局どれも「何かしら入っている」。
純粋に、アルコールと美味しい炭酸水だけの缶酒があればいいのに、
といつも思う。
ストロングゼロは規制されると言われつつ、
普通に売られている。
無糖はどんな味なのかと興味本位で飲んでみたが、
レモン感が薄いだけで、かなり飲みやすい。
もう少し味が無くてもいいと思うのだが、
よく考えると、そういう商品は存在しない。
酸っぱいものも甘いものも嫌いではない。
ただ、酒に入っていなくてもいいのでは、と思ってしまう。
なぜあれほど柑橘系や酸味料を盛りたがるのか。
ストロングゼロは、
自分が好きなキンミヤ(25%)を1:2で割って飲むのと
何が違うのだろう、と思ったが、
それでもアルコール度数は約8%になる。
そう考えると、やはりかなり強い。
キンミヤを1:1で割るのはさすがに危ない気もするが、
水のように飲めてしまう。
上善如水、とはよく言ったものだ。
いっそ、
レモンなし10%、あるいは12%の無糖缶チューハイのような
振り切った商品があってもいいのでは、と思う。
今の「やさしい時代」には合わないのかもしれないが、
希望を失いかけている一部の人にとっては、
そういう危険な水を求める気持ちも理解できなくはない。
あるいは、
テキーラをワンショット3杯分まとめた飲料(塩付き)。
一杯で「ちょうどいいところ」まで酔える、
コスパ・タイパ重視の酒。
意外と流行るのではないか。
昔の映画に出てくる、
カウボーイのおっさんが胸ポケットから取り出して
くいっと飲み、「おまえさんもどうだ?」と差し出すやつ。
あれの少し洒落た現代版。
実際、真似して仕事終わりにやったことはある。
最初は気分がいいが、
飲み過ぎると吐き気や頭痛が先に立ち、結局やめた。
ト◯スは汚水、は言い過ぎかもしれないが。
P.S.
ストロングゼロ350mlは1本だけならまだしも、
食事や追加の酒が入ると、
寝ている間に吐き気や脱水で、
人によってはかなり危険な二日酔いになる。
飲んでいる最中、上唇がビリビリする感覚があった。
電気ショックのような感覚だ。
自己責任で家飲みするにしても、
これは「危険な酒」だという認識は
改めて持っておいたほうがいいと思う。

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