戯言|『オオカミは大神』(青柳健二)って人の写真集が興味深い。

徒然草2.0

カプコンのゲームに、大神というRPGがある。

天照大神が白いオオカミ(というか、ほぼわんこ)として登場するRPGなのだが、、子どもに「なんで神様が犬なの?」と聞かれた。たしかに、言われてみれば「別に犬にしなくてもよかったのでは…?」という気もする。

とはいえ自分も正確なところは分からないので、ひとまず「天照大御神(アマテラス・オオミカミ)=オオミカミ=オオカミっていう、ダジャレみたいな発想なんじゃない?」と説明しておいた。たぶん、大筋では間違っていないのだが。

ただ、日本の神道的な感覚で言えば、そもそもあらゆる動物が神の依り代になりうる。オオカミも例外ではない。そのオオカミ信仰をテーマにした写真集が『オオカミは大神』で、私の知る限りでは3冊ほど出ている。これがまた、かなりの情熱を感じる企画だ。

パラパラと眺めているだけでも面白い。

「狼信仰って山奥の神社だけのものなのかな」と思っていたら、意外と身近な場所――たとえば渋谷区の神社にもあったりする。そう考えると、忠犬ハチ公も広い意味では“お犬様信仰”と言えなくもないのでは……などと連想が広がる。

渋谷にはモアイ像もあるし、上野には西郷隆盛と犬、さらにはパンダまでいる……いや、さすがにこれは話がズレてきた気もする。こういう雑なノリで解釈していいものではないのだろうが、ともかく『オオカミは大神』はかなり面白い。

※語源的には「大神(おおかみ)」が先で「狼」が後とされる説もあり、単純に「狼が神になった」という話でもないらしい。

※猫は猫又、狐は九尾の狐や狐の嫁入りのように妖怪的な存在として語られることが多いが、犬は日常に近すぎるせいか、あまり神格化・妖怪化されにくい気もする。狛犬はいるけれど、あれはどちらかというと守護の“兵隊”で、怪しさとは少し違う。

――というわけで、なんだか無性に「大神(オオカミ)めぐり」をしてみたくなってきた。

徒然草2.0
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