フリーランスとしてどのように生き延びるのか?という話をサラリーマンにしていると、一番効果が高いのが税金対策ですよってところに落ち着いてしまうことがある。
お金の儲け方はスキルを身につけて実践してがんばるぐらいしか自分にノウハウがないせいかもしれないが、とりあえず利益が上げられるところまで到達した人には、その利益を膨らませることはもちろんだけど、その資本・資産を守ったりそれをまた再投資して増やすことが不可欠だからだ。
話を本の内容に戻すと、
あまり期待していなかったのだが「Dr.苫米地式 資産運用法なら誰もが絶対にrichになれる!」というPrime Readingにあった本を読んだ。庶民の資産運用法なんて、積立NISAに少しずつ分散投資するしかないんじゃね?と思っていて、資産運用と言えばニアリーイコールで「そのことを指す」と思っていて、きっとその手の内容だろうとたかをくくっていたが、私が予想していたこととは真逆の内容が書かれていた。Dr.苫米地は株式投資はギャンブルと言い切る。また、そのへんはもう少し知識をつけてから書くとして…トマ・ピケティに対してのDr.苫米地の反論が大変興味深かった。
米国政府と米国経済の虚経済に対する批判であって、銀行員や証券マンや政治家そして日本の経済学者では批判できない内容であり、ーーまだ正しく理解している自身があまり無いのだが、ーー本当の金持ちrich-manがなぜ現物資産を持つことに拘るのか?の部分に核心を持って迫っている。Dr.苫米地の有料本へと誘導されていることは否めないが、それを含めても読んで乗せられている方としても一読の価値がある。なぜジム・ロジャーズが大陸に移り住んで金銀財宝を集めているのか?もしっかり理由がある。
たいして金融資産を持たぬ人は資産防衛などせずともよいのではないか?と思ったりもするけど、そうは言っても甚だしく不利益を被るのだけは避けたいじゃないですか。じゃあ、どうしていけばいいのか?これから世界経済というか米国経済とそれの裏経済の日本は一体どうなるのか?について正しい見解を持っておきたいものである。
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