日本が破綻するわけがないじゃないの複式って知っている?というようなトーンの話を麻生太郎財務大臣が過去に言っていたと思いますが、コロナの給付金を出す出さないについては”後の世代に借金を残すのか?”と言って拒否しているんですね。
(あれれ?日銀が破綻しないんだったら、どんどん国債発行してお金を擦り擦りすればいいのではないでしょうか)これが1つめのダブスタです。
参考「麻生大臣 定額給付金について完全なダブルスタンダードな回答」
…あと、このサイトの記事を読んでいて気が付きましたが…因数分解なんて大人になって使わないだろ?とか言っていたけど、本人が使っているんですが「これくらい因数分解してわかりやすく話せば」って本人が言っていますが…というか、複式簿記って資産と損益を勘定ごとに振り分けることで(広義の)因数分解をして財務の分析をする会計システム・会計言語ですよね。
ふつーに言葉として使っています(汗)。これが2つめのダブスタです。
因数分解を学習していなかったら、政治家の(自称)わかりやすい説明の意味がわからないってことになります(汗)つまるところ、因数分解も(ついでに言えば微積分も)その本質的な理解はともかく、どういったものか?は知識というか教養として知っていて然るべきってことを、本人の口から証明しているじゃないですか。
…これは一体誰向けの説明ですか。誰にでもわかりやすく説明しているらしい、この発言の”因数分解”って言葉が難しくて「オラわからねーだ?」って言われたらどうするのか考えれられないのか?
エリート麻生さん愚民との共通言語がないと苦労しますよ…わからないんですか?
ていうか未来の国民の教養を奪うことは「後の世代に負債を残すこと」になるんじゃないでしょーか?
リーマンショックの時に財政出動をして財務官僚のエリートと仲が悪くなった麻生太郎は、現在はもうどんぱち官僚と戦う気持ちがなくなってしまい、晩年を汚さず政界を去りたいのでしょう。
給付金を出さないのも教育にお金をかけるのを嫌がるのも根は一緒で、エリートの意向を尊重して国民をぞんざいに扱うスタンスなのでしょう。
さて、そういう人物を国がNo2で果たしていいのでしょうか?
年を取ることが悪いことではないけれど、保身的になる80代に近い人は引退してくれたほうが世のためではないか?と思うこの頃です。
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