四十肩が悪化して右肩がなかなか死んでいる。初期状態よりはだいぶマシになったが、重いものが持てないし腕が上がらず着替えすらしんどい。痛みで夜に目が覚める。こんなにも日常生活に支障をきたすとは。
…そういえば、中学生の時の野球部の人が「肩は消耗品」って言っていたのを思い出した。
使えば使うほど目減りして、けして復活しないという意味だろう。
彼は野球が大好きだったが、怪我できない体になってしまっていたようだった。
筋肉は鍛えられるが、関節は使いきったら終わりなのだ。
…だから、最近のトレーニング理論は関節を傷ませず筋肉を鍛える方向へシフトしているとは思うが、どうもその理論が気持ち悪い。
でも消耗品を擦り切れるまで使ったら、お終いんあるのは道理としてよくわかった。
日用品は使い切ったら捨てて終わりだけど、自分の体はメンテナンスして長持ちさせないといけない。
日本人のうち長生きな人はもしかしたら、メンテナンスして長持ちさせるという精神が根付いている人なのかも知れない。
「短く生きる」という価値観でも結果的にはいいのだけれど「消耗品を早く使い切る」のは単純にもったいない。
残り物の消耗品を上手く使う方へシフトしないといけない。ただ、気がついた時には、歯磨き粉にしても靴底にしても、だいたい半分以上使っていて残り僅かなので、まあ気持ちすこしケチるぐらいしかできないけど。
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