戯言。歴史を時系列に並べた時にデータフィールド的にやっかいなこと

徒然草2.0

個人的なメモ。

歴史データベースなるものを作っているのですが、、、
宇宙の始まりから未来までをおなじ時系列で表現するということをやろうとすると、
そんな都合のいいデータベースの型はないので整数もしくは文字列を使用することになる。

それで、符号付きの10進数で20桁の文字列を使っている。
-01380000000000000000
は私達の宇宙が生まれた138億年前を意味する。

宇宙が広がっている現象を観察すると138億年前が宇宙の始まりだと分かるらしいが…なんかそんなことも分かっちゃう人類ってすごいよね。逆に科学的な観察からしか人類は宇宙の誕生を知り得ないので、人間の知性の限界はたかが知れているという考えもあるみたいだけど…(閑話休題)

とりあえず、不明瞭な値は0で埋めることにしている。

-の符号は紀元前や~年前を意味する。
イエス・キリストが生まれたのは紀元後4年頃らしいので、
+00000000000400000000
である。

2022/05/10のPM3:00(15:00)は、
+00000000202205101500
と表している。

符号は+か-の1文字
はじめの数字4桁を数億
次の数字4桁は数万
次の数字4桁は数千(BCなら紀元前、ADなら西暦)
次の数字4桁は年月日
次の数字4桁は時間(24時間表記)に対応している。

とりあえずこれで\、時系列に宇宙の始まりから現代までをおなじ時間軸で表現できてソートができる。それぞれの出来事がどれぐらいの期間だけ離れているかもしくは近いかを可視化(ビジュアライゼーション化)することもできるので、色んなようとに使える気がする…のだが…残念ながらいくつもの問題というか課題が残っている。

その問題を挙げると…

1.入力がしんどい。21桁を入力しないといけないのがしんどい。ただ空で8桁入力してから西暦を入れるとかする場合はそこまで手間ではない。もっとしんどいのは、、
2.読み取りにくい。ぱっと見、21桁が何を意味しているのか分からない。人に説明するのも面倒。WordPressの管理画面などを工夫して解決を図ってもいいかもしれないが優先度は低い。
3.From-Toによる表現が難しい。やってできないことはないが、紀元前500~300年頃のような曖昧な日付を入力する気がおきない。
4.何世紀という表現が難しい。そもそも301年は4世紀で繰り上がるわけだが…301年や4世紀初めと4世紀頃とか微妙に意味が違う表現の差異をこの記号だけで表現することは無理。
5.紀元前という表現はつきつめていくと意外にけっこうこれが難しい。例えばBC5000年と5000年前って厳密には違うんですよね。BC5000年は西暦2022年を引くので7000年前なんですよね。このへんの表現の違いは判断が難しいが、数千年前までは紀元前で表し、数万年前は紀元前を加えないで表現することにしているが…ちょっと曖昧になってしまっている。日付コンバータみたいなもので変換しようか?とか考えたがそういう便利ツール作ってもたぶん運用がうまくいかないので…ややこしくしない方向で考えている。

数値を合わせるためにアタマで数値を使うのがしんどいので、そのへんどうするか?迷うが。

とりあえず、ちょっと曖昧なままでいいか。という感じで諦めることにした。1万年前も紀元前1万年もあんま変わらないってことで…。仮に合わせるにしてもおなじ単位で並ばせたい時はX年前に+期限後の年月日を加算すればOKだと思う。

追伸)データ的には何の嬉しさがあるのか?という話とは逸れるし、時系列に並べるという意図は満たせないのだがが、表記用の日付項目を設けてある。元号とか、皇紀とか、なんとか節とかよくわからないけど暦のルールが変わった場合でも柔軟に定義ができるように事前に日付と入りうるフォーマットを多めにというか拡張できるようにはしておきたいところ。今のところ、そんなに積極的に使う気はない。マヤ文明の暦とかガンダムの宇宙世紀とか、考えるだすときりがない。そういう幻想・伝説や創作・SFに属する出来事(イベント)も可能な限り管理をしたい。

徒然草2.0
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