条罪は死刑。ただし、執行猶予はX(年)。Xは寿命の年数。ギネス記録よれば122年まで生きた女性がいるので最大122。日本人の現在の平均寿命は男性で81歳で女性で87歳。したがって執行猶予は0~100ぐらい幅がある。幅があるのは、日突然の死刑が執行されることもあるため。赤の他人が突然死神に魂を持っていかれるのは、さほど気にならないことが多いが、その人にとって親(ちか)しい他人だとやっかいで、色々な不都合が生じてしまう。自分が死ぬことについては、認識の対象外だから、恐れるだけ時間の無駄であると個人的に思うが、そうもいっていられない。認識主体の喪失は思考も感情も奪われてしまう。だからこそ、その現象を「死刑」なのだと言われたほうがしっくりくる。生きていることの罪を償う罰。そうは思いませんか。
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