私のNISA口座では残念ながら買えないが、iFreeNEXT NASDAQ100インデックスが買える証券口座がある。
…というよりNISA口座でNASDAQ100が買える事自体知らないひともいると思うが、なぜか世間ではオルカンかS&P500から選ぶことになっている。
NASDAQ100はハイリスク・ハイリターンなイメージで語られるが、コロナ禍で回復が早かったしハイテク系が多いハイパフォーマンスなETFとはいへ100社にリスク分散している。リスク分散は構成にもよるが株式であれば5社や10社ぐらいしておけば十分だと言われている。
時価総額が高い企業に偏るとかジャンルが偏ると言われているものの上位構成銘柄の比率を見て上にある3社のAPPLE,MICROSOFT,NVIDEAでもそれぞれ10%は超えていない。
AMAZONは私が確認した時点では5%もない。
GAFAMのどれかが欠ける未来もあり得るが、すべてお亡くなりになる未来は、ちょっと私には想像できない。その時点で、NASDAQ100って固い投資だなと思う。
デジタル社会の未来が耀るいのを信じているので、MICROSOFTなのかMETAなのかTESLAが天下をとるのか知らんけど、どこかのIT資産を引き継ぐなり食うだけなのでNASDAQ100でやっぱり十分すぎるレベルで分散されているんですよね。
…むしろハイパフォーマンスな30銘柄にさらに絞ってもいいくらい。
「ファクトセットUS テック・トップ20指数」というものもあるがこれでも十分だ。
結局は高成長の企業にお金が集まる。
S&P500よりもより合理性を追求したのがNASDAQ100だ。
emaxis slim NASDAQ100があればいいが、残念ながらそのような投資信託はない。
分散性にもとり責任がとれないから、商品として作っていないのかもしれない(投資は自己責任だと思う)とうより投資はハイリスクなものなのにね。
信託報酬が0.2%で配当や売買にさらに金利差(スプレッド?)のコストが掛かるっぽいが、そもそもNASDAQ100は成長のために企業に再投資される比率が高い=配当が少ない。逆に米国株の投資戦略で高配当や増配銘柄を狙うやり方もあるが、それならemaxis slim S&P500なりで累積させたほうがよくね?と個人的に思う。
毎月お金が貰えるグロソブ形式にしたい気持ちはわからなくもないし、私自身もそういうポートフォリを組んでみようとはしてはいるが、投資効率という観点から企業が成長するために再投資を自らしてくれたほうがこちらとしても税金が都度生じないので長期投資という観点から望ましい。多くの株主は配当がいっぱいほしいと即金を思うらしいが、経営者の観点から株主とは利益相反関係にあり(汗)利益をさらに稼ぐために設備投資をしたいものだ。でもそれで結果的に企業規模が大きくなる。そのへんの経営資源効率化&投資効率至上を許容できる人がNASDAQ100を買えばいい。
ハイテク株はギャンブルだー!といいながら、GAFAM+におんぶで抱っこで生きていること自覚してないって、なんか矛盾しているし恥ずかしくない?
世間では「株でお金儲け!」みたいなことを言うことが恥ずかしいみたいだが、生きている環境違えば価値観もそれぞれだね。
…というわけで、オルカンが世間の人の現金感覚(崩して使い、世界経済と価値が連動する)もの。投資としてS&P500やNASDAQ100がある感じで、あらゆる個別株はギャンブル。投資スクールの広告を見ていたら講師が「オルカンやS&P500を辞めて株式投資をしませんか?」って言っていてびっくりしてしまった。NASDAQ100より高いパフォーマンスを出すために勉強するの?
投資スクールに30万円払うくらいなら、それでNASDAQ100を買って構成銘柄にどんなものがあるのかとか図書館から金融リテラシーの本を借りてきて勉強したり自分で分析したりしていたほうがまだいいわ。
コメント