戯言。女の子はたちんぼ、男の子は闇バイト。

徒然草2.0

貧富の差が少ないとか成功した社会主義国と言われた日本でも、ただ見ようとしない人には見えていないだけで、十分に日本の社会は2極化してきている。

不動産のワンルームマンション投資に引っかかる社会人の思考も、なんとなく始めた闇バイトで強盗殺人を働くことになり無期懲役に至る思考も、なんとなく乗り合わせて最悪の結果に至ってしまうのはなんでなんだろう?違うようで同じような思考の気がする。想像力の欠如と言ってしまえば終わりだけど、リスクとかその先で一体どうなるのか?をまるで分かっていない。きっとどうにかなるはずだ、という希望的観測だけがある。どうにかなるわけがないから、未来のリスクに怯えてどうにかしようと悩むことは、多少なりとも人間すべきことなのかもしれない。未来を見通す力が著しく弱い人がいることについて、精神性の貧困だとかあれこれ理由を探すのは勝手だけど、私は「誰でもこれらのスキームに乗せられて失敗に陥る可能性がある」んじゃないかと思う。現代人はすべての人にとって未来を正確に予想することが困難になっているし、ましてやそこまで希望はないので考えたくも無くなる。その結果、引き返すのもコストがかかるから、もうこのまま行ってしまおう!となるのでは。

でも、闇バイト、途中で引き返せなくなるのなんでだろう。

途中で、このバイトやばいので「やっぱりやめておくわ」ってならず、知らない人たちと悪事に手を染めるのなんでだろう。売春の場合はみんながみんなそうじゃないにしても、なんとなく心理が分からないでもないが、闇バイトって1回の過ちで人生が完全に棒にふる。被害者を拘束するところまでが仕事で、殺害までするとは思わなかった…みたいになるらしいのだが、それにしたって一線を超えるところで葛藤がないのかな。どんなことにしてもだが、一線を超えたところで、もうこのまま行ってしまおう!ってなるのかな。だとしたら只管いまの若い人の心は寒いし、そのような状態であることを社会が認識しないといけないよ。

徒然草2.0
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