アニメ・るろうに剣心を見ている。
江戸城の警護を任されていた御庭番衆の頭である四乃森蒼紫について。
戊辰戦争勃発後に江戸城が無血開城して戦で活躍する出番がなくて燻っている間に維新が終わってしまった…と緋村剣心との初戦に入る前に嘆いている…。
大阪城から逃げ出した徳川慶喜には怒っているようだが、そもそも四乃森蒼紫に徳川幕府に対する忠誠心はないようだ。「そんなことはどうでもいい」と言い切り捨てている。
江戸城で戦闘していればドサクサに紛れ、新政府軍の高官を暗殺して幕府が逆転していたと自負している、たたの戦好きのヤバいヤツ。
でもさ…そんなに戦で武功を上げたかったのであれば、江戸城無血開城後にそのまま東北へ行って、会津藩とかと一緒に新政府軍と戦えば良かったのではないか?
新選組の斎藤一とのドリーム・チームを結成したら確かに幕府軍は新政府軍を倒せそうだし、新政府軍が苦戦すれば緋村剣心も出てきたかもしれない。
…史実を調べるに江戸城開城の後、宇都宮城や長岡城そして会津城で戦闘が起きている。
その間、御庭番衆の四乃森蒼紫は何もせずに江戸にいただけなの?
いくらでも江戸幕府の隠密として活躍する機会をつくろうと思えば作れたはず。
戊辰戦争が終わるまで江戸城のなかで何もせず悶々としていたのでしょうか。
四乃森蒼紫の語りにはなんだかつっこみどころがたくさんあると思いました。
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