決算書とは
決算書は、経営の成績を表すもので1年に1回作成されるもの。収益性(効率の良い稼ぎができているか)、安全性(会社が潰れないか)、成長性(事業の規模が拡大しているか)を過去の決算書と比較することで分かってきます。
会計の活動は2つある
会計の活動は大きく2つに分けられ、社内で経営状況を正しく知りマネジメント活動を行う管理会計の他に、第三者(投資家、債権者、税務署)にも分かりやすく法律(金融商品取引法・会社法・税法)で定められた形式で行う財務会計があります。
管理会計は2つある
管理会計における管理は大きく分けて2つあります。予算管理と原価管理です。予算管理は年次や月次などの対象期間を区切って管理を行うことです。原価管理は実際の原価と目標とする適正な原価を比較しながら業績の見通しを立てていくことを指します。
会計ルールについて
会計ルールは複数あります。日本だったら日本基準で、米国だったら米国基準です。欧州では国際会計基準(IFRS:アイファース)が使われています。国際的な企業では、米国基準やアイファースを採用していることがあります。
会計の機能は2つある
会計の機能には大きく2つあり、情報提供機能、利害調整機能があります。情報提供機能はそのままで投資判断を投資家や金融機関に仰ぐための情報を提供のこと。利害調整の機能は、利益を分配や報告を行うこと。また、株主や債権者との利害関係を調整することを指します。
決算書の代表的な3つの表
決算書は財務諸表とも言いますが、代表的な3つの表があります。それは、損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)とキャッシュフロー計算書(CF)です。
損益計算書(PL)
PLは利益の種別を明らかにして1年でどれだけ稼いだかを表します。売上高。売上高から原価を差し引いた粗利益(売上総利益)、粗利益から販売費を除いた営業利益、営業利益から営業外費用を除いた営業外費用、経常利益から特別損益を除いた税引前利益、法人税を除いた当期純利益、これらの利益を明確にします。
貸借対照表(BS)
BSは財産の状況を表す。左側は運用を表す。右側は調達を表す。負債と資本の比率が重要で返さないといけない負債が多いと安定性に賭ける。
キャッシュフロー計算書(CF)
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