もうブログのタイトルで言いたいことは言い切った気がしますが。
日本人の平均寿命は昔はせいぜい50歳前後だったのに、戦後からぐいぐい伸びて男女ともに80歳になりました。これだけを見ると人が生きられる物理的な時間はかなり伸びた印象です。
でも、年をとると時間が経つのが早くなる。
これをなんというのか分かりませんが…人間が感じられる時間を論理時間としましょう。年をとればとるほど人が感じる時間は短くなっていきます。物理時間は一定に流れます(相対性理論とかはこの際無視します)が、論理時間は年齢と共に短くなる。
寿命が伸びるということは、物理時間が伸びることであって、論理時間はあまり伸びていないということ、になります。
60で死のうが80で死のうが変わらない。
もっと言えば、80で死のうが100で死のうが、どっちでもいい気がしてしまいます。
90も100もどっちも長生きですね。
私たちは肌感覚というかなんと表現すればいいのかわかりませんが、どこの年齢に価値があるのか知っているというわけです。
年齢が増せば価値が下がっていきゼロになる。
話を戻すと「寿命は伸びた」って言うけれど、肝心の論理時間は別に伸びていかないので、120歳まで生きようが平均寿命50歳と実はあんま変わんねーよ。
そんだけです。
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