戯言。ホワイト社会と芸能人の復帰とか。

テレビを見ないのでジャンポケ斉藤とか知りませんが、ロケバスの中で不同意わいせつで書類送検された。この人の、いじめに苦しんでいたという記事を読んだことがある。逆境を乗り越えた善人でクリーンなイメージでしたけど性の観点からは逆だったことにギャップがある。

実際は同意の上だとか言われているが…いずれにしても、”仕事で使うロケバスの中でとかありえない”という意見がXには多い。アパホテルはともかく多目的トイレならぜんぜんかわいい気がしてくる（なんてことはない？）。少なくとも他人というか一緒に仕事をする人には迷惑をかけまいとしている点は、人として評価（？）できるがロケバスはありえない。仕事の場所でもあるところだから。ロケバスにのるたびに嫌な思いが頭をよぎるテレビ関係者もいるだろう。

そういえば、数日前にTOKIOの山口達也が芸能界復帰を匂わせるテレビ番組か何かがされていたそうで、悪コール依存症の強さをPRしていたらしい。しかし、アルコール依存症だけならまだよかったが、わいせつ事件をその”おまけ”にしてしまおうとする意図があるのではないか？という”浅ましさ”がネット民に見透かされて叩かれている。実際に表社会に出てくることはまだまだ難しいしでてこれたとしても限定的だろう。アルコール依存症の強さをPRする仕事もいいけど、ひとりDASH村をしてもらいDIYや自然の中での生活を配信したほうがいいのでは。加えて、…猟師の東出昌大（ひがしでまさひろ）に負けない（？）みんなが羨む（女性との自然な）生活を見せつければいいのに。極楽とんぼの山本は（限定的にだろうが）地上波を果たしたので、時間はかかるが芸能界復帰の道は残されてはいる。ただそんなにテレビに出ることって価値があるのか？Youtubeで食える才能があるならそれでいいんじゃね？と思ってしまうが、それならダウンタウン松本もそんなに漫才したいなら場所は問わないわけだし、一般人からすれば社会的制裁というか制約ってあって無いように等しいのでは？という気がしないでもない。

…というわけで、なぜか他人というか芸能人の性の問題にはわりと目が行ってしまいます。過去に有名人不倫データベースを作っていたことの名残かも。とはいえ、たとえ芸能人とは言へ踏み込んではいけない領域というものがある。実社会の人たちについても当然ながら語れない。芸能人の不倫や事件はニュースになるのでパブリックな情報だが、それ意外はプライベートな情報であり、それ以外に踏み込むことはタブー視されるのが岡田斗司夫が言うホワイト社会/ホワイト革命だそうで、今後そういう傾向は進んでいくのだそうだ…野次馬根性なのかただ純粋に事件の真相を知りたいと思うのが人間の常なのか、私にとってはどうでもいいが自分の興味があることが閉ざされるていることが大変気持ちが悪い。とは言え社会が、、ホワイトな社会（裏向きなさておき、表面上はクリーンな社会）においてはただ真相らしきものにはズケズケと踏み入らず分かっている情報だけに満足してあとは想像ぐらいに留めておくのがよい。というか、そうせざるを得ないという事情がある。自分の思っていることを書こうと思ってはじめたブログなのに、創作ぐらいしかすることねーなといった具合になってしまった。

痴話話や事件に限らず政治的な話も同様。兵庫県知事の斎藤元彦についてもネットの世論よりも地域の人の評価は高いみたい。ネット中心で情報収集しているとネットの力ってあまりまだ強くない。最近、ひろゆきに萩生田光一事務所が統一教会の話は”事実無根”とXで喰ってかかっていた。この萩生田という政治屋も八王子周辺の人からすれば選ばないではおられない人なのだろうというオーラがひしひしと伝わってくるから人気があるのだろうけど、政治家と統一教会との懇ろな関係など実際だいたい分かっていることで、これなんかは真相を知りたい人がいるというより、ただたんに叩きたい理由に過ぎないのだろう（とはいえ、私も自分の感性と大きくズレた宗教が政治家と関わっていることと国政に携わる人の関係を割り切って考えるのは違う気がするが）。

そういえば…岡田斗司夫が政治的な話はカッコ悪いと言っていた。私も20代の頃は特に政治的な話はカッコ悪いと思っていて、政策よりもまずは自助努力だろうと考えていた。つまるところ、自分では何もできない人が、最後に頼るのが”政治”なのだと考えている節があった。でも、それは半分事実で半分は嘘。”政治への期待”の対義語は”自己投資”や”自助努力”ではない。政治を語ることがカッコ悪いのは、単に受動的だからで、能動的に政治を語るのならば（反対の立場の人でなければ）誰も否定しないだろう。

…政治の話がかっこ悪くなるのは、他人のことを分かったようなことを語るからであり、自分のことが抜け落ちているから。他人の不倫やわいせつ事件にしても同様に自分事ではなく他人事について語るからなのではないか。まじめに聞いたところで有益な情報はなく、わざわざそのような話を聞かされるならニュースやワイドショーをみたほうがマシということになる。