数年前のことだが、渋谷付近で女の子が「何か1つチート能力があるとしたら何がいいか」について話をしていたのを聞いた。
チートって、オンラインゲームやる人が知っている言葉だと思っていたが、そんなものと無縁な人も知っているんですな…どこで知るんだろう?スマホ1つで異世界に飛べるからみんな少しくらいは、やるものなのか。オンゲーっぽい異世界へ行くラノベやアニメが流行っていて、その手の話くらい訳なく分かるのか。まあ、男の子がゲームやってれば、その話に自然と出てくるか。(おっさん的な回想している気がする)
現代思想を勉強しようぜ…的な会に参加しているが、どうも昨今のサブカル話が分からない。戦後から190年代までは一番本を読んだ10代の時にひっかかるから分かるのだが、それ以降の思想家がわからない。
ニューアカ系と宮台真司は分かるが、東浩紀や内田樹は分からない。
ななめ読みしたけどピンとこないので…自分の内的なサブカル論や哲学的・評論的な観点からこれらの思想を摂取することの意義を失してしまったからだと思っていたが、まあ、そういうことを初めたら初めたで面白いし…今後やりたい創作活動に約立たないわけでもないかな、という気がする。この辺の前提知識を研究したところで”創作”に役に立つかわからないが、まったく無意味ではないと思う。
…で、20代から15年以上あまり本などを摂取してこなかったので、速習をしようということで自分世代とそれより上の世代の思想家・評論家の本を読んでみようという試みをしている。
図書館から適当にチョイスした3名の本をななめ読みしている。
その3名は、宇野常寛、千葉雅也、落合陽一、この3名。宇野常寛については、まったく知らなかった。Twitterの写真から感じる雰囲気は五体満足な乙武洋匡で、あまり好きではないルックスだ(見た目で判断してすみません)。落合陽一はニューアカっぽさが何で若者に流行るんだろう?と思っていた。彼の父である落合信彦の熱い言葉に勇気づけられた40代以上の人々は、彼がその息子で若者から熱狂的な支持を得ていたことを知らない。もちろん、若い人は落合信彦なんて知る由もない。千葉雅也は、さほど有名ではないかもしれないが…私がドゥルーズ好きだったから研究者として名前を知っている程度。いくつか読んだ本が第一あまりおもしろくなくてピンとこない為にならない。落合陽一の方がポストモダニズム的なコメディアンとして遥かに面白い。
毎度、誰も読まないことをいいことに、適当なことを言っている。
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