ネタバレあり。
ひどいできばえとだ聞いていたので期待せずに見た。最初はそこまで悪くないのでは?と思ったが、後半になるにつれ「なにこれ?」と思うことが多くなり…もう少しどうにかならなかったのかな?と思うところがしばしばあった。羌瘣の象姉の話が終わったあたりから…見ているのが辛くなり、宮元のいる丘を登るところから悪い意味でグダグダ。
Wikipediaで調べるとコロナ感染症が広まったのでいろいろ変項せざるを得なかったので、それがなかったもうすこしマシだったのかもしれない。
第一作目がちょっと良すぎたにせよ、第三作目につながないといけないにせよ、もう少しどうにかなったはずだよな…原作に忠実でなくともいいがもっといい映し方があったよな…素人目に見ても撮り方がほんと下手って感じ。アクションシーンは(邦画にしては)そこまで悪くはないんだけど。戦場の合間でニッコリとしちゃダメでしょうが…。そもそもストーリーとしてのディテールがない。ふつうに漫画と話の軸は同じにして、例えば、信の初陣で大将軍に成り上がる夢を王騎に見せられて成長する中に羌瘣や尾平兄弟ら歩兵の仲間たちと結束を高めるみたいなベタな話とかにしとけばよかったのでは。
映画で見た人はとても残念な気持ちになっただろう。
ただ、たんたんと話が進むだけで見せ場なし。信が目立たなければいけないにしても、とにかく登場人物に覇気が感じられない。もっとやりすぎなくらいのエフェクトを人物に使ってほしかった。
呂不韋なにこのちょび髭(涙)。呉慶の知略や激情も感じられない(汗)。麃公と縛虎申はまあギリいいが…でも、もっと彼らをカッコよく描けたよね。麃公好きには俳優の雰囲気はいいのに非常に残念。
で、一番気になったの呉慶の化粧…あれはさあ歌舞伎なのにさ、ちゃんと目の淵ぎりぎりまで線をひかなきゃいけなかったのでは?目の周りだけオシロイが剥げているし中途半端もいいところ。この化粧はねえーだろと思った人は他にいるはず。目の周りにおしろいつけられない、やんごとなき理由でもあったのですか???眉毛剃り落とせとはいわないけど何とでもなったろうに…。
麃公がすごい美化されてるw
呉慶はメイクちょっと雑やない? https://t.co/2itBbcSpr4— コバタク (@kobataku_uw) March 8, 2022
そんな感じ。
第三作目の運命の炎はニ作目よりいいらしいので、見る機会があれば見てみよう。
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