副業のすすめ。すべて自分でやらねばならないという思想を捨てる。

徒然草2.0

私はわりと自由に生きているっぽく見えるらしくて、副業をしたいという相談を受けることがよくあります。なんでもいいから本業とは別に収入を得ることをやってみればいいと思うのですが…私も自分自身で得ている小銭以上のアドバイスはできないわけなので。

だから…とりあえず、その人の得意や趣味趣向を聞いて「こういう商売をすればいいんじゃね?」とアドバイスをするのですが、私にとってはありきたりなことでも意外に表情が変わって喜んでもらえることが結構あります。

日本人は元来クリエイティブなことが苦手なのか(わたしは日本人じゃないのか?)、それとも教育が儒教的な教育であるせいなのかわかりませんが、新しいサービスを作り出すような他人と違うことを嫌う癖があるのかもしれません。

新しいことをはじめると、大人はたいした理由もなく「危ない」といって辞めさせようとするし、周囲はたいした理由もなく「あいつはバカ」とレッテルを貼ってのけものにしてきます。そうしてこき下ろす文化なんでしょうがないと思い込めるメンタルが必要ですね。

で、ちょっと話を戻すと…

そういう自分でビジネスなり副業なりをはじめるとき、よく言われるのが「時間がない」と「スキルがない」です。なんでそうなるのかというと根底にあるダメな思考として「全部自分でやらないといけない」と思いこんでいるということがあげられます。

なんでもそうだけど別に副業は全部自分でやる必要はありません。

例えば、副業で近隣の草むしりを頼まれたとしましょう。はじめ空いてる時間で草むしりをしていたら、別の人にも頼まれた。ここで、ああ「全部自分でやらないといけない」と思ってしまったら辛いですよね。副業したい人なんてやまほどいるんだから、逆に草むしりしたい人を見つけてきて、草むしりしたい人を繋げばいいだけ。(マッチングサイトは最初こんな感じにすべてつくられるのだと思います)

世界の名だたる企業も色々な製品を発明してきたと思われているようですが、グーグル検索のページランクはもともとあったロボット型の検索システムを改良したものだし、ApppleのMacintoshやMicrosoftのWindowsも別の組織が作ったものを引っ張ってきただけで、既存のものに付加価値をつけて売っているだけで商売しています。ようは、うまい具合に他人のものをパクることで商売をしています。自分でクリエイティブなことができないなら、すでに市場があるところへ行って「これよりもいいもの」や「もっとやすくできないか」でもいいですが、すべて自分でやらずに楽する方法を考える。自分の能力なんて有限なのですから、有限な人なりに一番いい方法を考えたら「全部自分でやろう」なんて思いません。

「パクってくる」か「最適な人をつれてくる」がベストということになる。

フリーランスになる方法を教えているのに、スキルを磨け!は脇にうっちゃりすぎるのはどうかと思いますのでこの手の話はほどほどにしていますが、、フリーランスになるからこそ「他の人の力を頼る」という考え方を身に着けておくにこしたことないですね。

徒然草2.0
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