自分は良い発想ができていると思って、いざ話をしてみるというか主張してみると、どうしてもしどろもどろになる。
自分ではつながっていたと思っていた点と点が、まったくつながっていなかったということに気がつく。
A地点からB地点は行き、それからC地点へ向かうということできると思って言ってみたものの、その道程は険しく困難なことが目に見えている。
…これは、圧倒的に非計画的である。
周りからすると、大迷惑です。
非計画的計画立案である。
そうならないように発表する前に一度、紙に書き出して問題点を洗い出し、整合性がとれるようにつなぎ合わせていき、問題がどこにあるか事前に察知するように努めて対処法を考えておく。そうするといくらか計画が目的どおりに行く回路ができあがる。
それを瞬時にできる人は一般に頭がいいと言われている。そういう人はとてもうらやましい。
その人のレベルなるために、計画を温めてまとめなおして綺麗に整えた後、それを公開すると時期を逃してしまう。
「お前、いまさらなにを言ってんの。先に言えよ」となる。
つまり、発信のタイミングと質が重要になってくるわけだ。
両方を天秤にかけることはできない。どっちかのバランスというわけではなく、両方揃って価値がある。
一般的なレベルになるように上記のことは、みんな一種の訓練していると思っている。
総じて言えば知識や人間関係に気をつけている。
しかし、私の場合それが如何せんうまくならないので、いっそ「やめてしまえばいい」と最近は思っている。
で、やめてみると割とさっぱり生きられている気がする。
気の利いたことを言わないとバカにされるばかりか切り捨てられる立場にいる人は本当に大変だ。
私はそういう人を見るとおせっかいながら、不得意ならさっさとやめてしまえばいいのに、と思う。
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