正確に言えば、マーケティングだけでもマーケティングを売る商売はできますし、マーケティングができれば他人のサービスや商品を売ることができるかもしれません。
よく情報商材を売っている人は、マーケティングを売るために、マーケティングを学べと言って情報商材を売ってきます。これは1つのよくあるジャンルなのでしょう。
起業するならば、コピーライティングを学べというアレとかソレとか、いっぱいあります。
特に彼等は、英語や士業を学んでも富は築けないよ、と煽ってきます。
これは確かに一理ありますが、英語や士業は富を築くためのものではないですし。また、資格やスキルは食べていくツールかもしれないけど、食べてはいけないと煽ってくるのは心に響きません。たぶん、心に響くのは何のスキルももっていないか、英語や士業などの武器が持っているけど売れていない人です。でも、そういう人は本当にマーケティングが必要なのかな?自分の道をまずやり遂げないとどうにもならないのではないか。
私がたまたま動画で見た、とある自称経営者は「本当にあなたが学ぶべきはマーケティングであり、そのマーケティングはパブリック・スピーキングとコピーライティングだ!」というようなことを言っていた。商品は他人がもってきたものを売ればいいので、自分が作り出す必要もないと彼等は言う。でも、この主張ってどうなんだろうか?非常に安直すぎると思う。
営業の仕事をしている人が営業ができれば食べていけると言うのと同じような発想。武器は少ないより大いに越したことはないけど、稼げるのはまず一分野で突き抜けられるか否かであって、スキルセットではないという意見には賛成する。でもどういう戦略で儲けるか、意思決定をする段階にあって学習項目の優先順位をマーケティングに据えるのはいかがなものか。
マーケティングとりわけセールス・マーケティングは学ぶべきだが、それが優先的に学ぶべきか否かは現在のその人の考え方や立ち位置による。したがって一律プライオリティがマーケティング技術の習得に当てられているとしたら、なんか違うよね、と思った。
総括
「あなたに必要なもの…それは、、、」
(え?なんだろう…なんだろう???)
「コピーライティングです!」
はあ、そうですか…。
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