ただ商品を販売して利益を挙げるだけではなく、社会的利益(社会の幸福)を考えたマーケティングのことを指す言葉に、ソサエタル・マーケティングというものがある。
例えば、ボディショップのコミュニティフェアトレードを解説したWebページには「世界の貧困地域に、経済的自立と自由を。援助ではなく”取引”で、私たちは人々を笑顔にしてます」と書いてある。
消費者は、特定地域で作られた商品を購入することで、貧困を減らす取り組みに貢献することができる。また、環境保護にも役立ち、商品の質は高くなる傾向がある。この取り組みも、ソサエタル・マーケティングの1つと言えるだろう。
※なおフェアトレードのデメリットとして、大量生産ではないため商品価格が高くなりがちで、品質が一定ではないことは、まーまーよくある。
個人的な感想
※適正な価格での取引を継続的に行うことで、立場の弱い発展途上国の経済的自立を目指している。
※個人的には消費者として「買ってあげる」というスタンスではないほうがいいと思うのだが、そのへんの心理的な理由というか思想は、どうでもいいことなのかもしれない。ただ寄付をするだけの行為とは雲泥の差がある、ということは理解はできている。
補足
フェアトレードされている商品と言えるのは「国際フェアトレード認証ラベル」が付いた商品に限られるらしい。
きっと私がよく利用している100円ショップで売られている商品には、このような認証ラベルはついていないだろう。
…と思ったが、イオンのトップバリュー製品には、フェアトレードに認証された商品がいくつかあるらしい。まあしかし、値段が高いものになるので、たぶん店頭で見たことはあっても買ったことはないだろう。
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