自分で書いてても、一体誰向けに情報発信しているのか?
よく分からない記事タイトルですが…
「ITに何でも詳しい人にないたい」という要望をいただいた。
その人はWebデザイン専攻でとある企業へ入社した方なのだが、
社長に「ITのことならなんでも分かる人」と思われていて困っているそうだ。
どうやったら、社長の要望に答えられるようになるのかを模索している。
今後はその人がシステム部門の中心になってシステム開発の受託や、
自社サービスの開発や運用も視野に入れているという…。
端的に、技術は日進月歩であり、ローマは1日して成るはずもない。
知識を頭に詰め込むだけでも大変。
最低でも、2,3年はどっかの会社で修行したら?と言いたくなるが、
やってみて試行錯誤しながら険しい道を乗り越え、
高山の頂きを目指そうとしている人に、
手を差し伸べないわけにはいかない。
登るかどうかためらっている人に手は貸せないが、
登ると決めた人に手を貸さぬどおりはないように思える。
もちろん、責任分岐点は私にはないが…。
…というわけで、その人に何を学んでいただけばいいか考えてみた…
・Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版
AWSに加えてネットワーク(TCP/IP)も学べる名著だと言われています。
・ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修 第3版 エンジニアになったら押さえておきたい基礎知識 単行本
とりあえずウォータフォール開発から最新の開発手法も含めて開発の流れや用語がわかるようになる本が1冊あると良いと思います。
・キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成31/01年 (情報処理技術者試験)
・キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 平成31/01年 (情報処理技術者試験)
IT社会に生きる社会人に必須知識がITパスポートから学べます。
また、プログラミングと基本情報技術者で大学2年分の情報系知識が学べます。
これらの本を読んで気になる技術の本があれば買ってみるというのがいいと思います。
あとは、個人的におすすめする書籍は下記の通り。すべての技術を使わなくても、
どういう技術が「流行っているのか」をうかがい知ることができる。
・WEB+DB PRESS
・SoftWareDesign
SoftWare Design" class="blogcard-wrap external-blogcard-wrap a-wrap cf" target="_blank">・日経linux
・日経ソフトウェア
これらの中のどれでもいいので、自分の職務領域に近いと思われるものを1冊、12ヶ月購読して、よくわからない言葉がなくなるまで言葉のシャワーを浴びる。内容はとりあえず二の次でOK。気になる記事だけ目を通していればいい。
あとは、
Qiitaのトレンドに目を通す…主にSNS(Twitter)で興味を持たれている記事に「いいね」が集まる。技術者がどういうことに興味を持って面白いと感じているか。その空気感を掴んでおくとよい。そこについていければ、あなたも立派なCTO!(と、なんだか論理に飛躍があるけれど)このあたりから攻めていけばいいのではないかと思った次第です。
あとは、これらの本を読んで、さらに知識を広げていったり深めていくための本を1000冊ぐらい読めばCTOになれると思います。
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