【AP試験】UMLのクラス図が表す情報とは何か?

徒然草2.0

クラス図とはオブジェクト指向プログラミングにおけるクラスのことで、クラスとクラスの関係からシステム構造を記述する静的な構造図である。

(静的とは動的ではないという意味)

クラスを構成するクラス名や属性そしてメソッドなどを記述することで、汎化、集約、関連などのクラス間の関係を表すことができます。

汎化とは?

親クラス(スーパークラス)から子クラス(サブクラス)への”継承”を定義するための関係のことです。継承した機能や性質は、汎用的に使えるモノ、という扱いとしてとらえておけばいいのでしょう。

例)AdminClassはUsersクラスを継承していることを表せる。

集約とは?

全体とその部分を表す関係のことです。

例)UsClassからUsers

関連とは?

クラスとクラスを相互に接続する”意味”を表します。

その他の知識

※クラス図は、クラス間の動的な関係を表すものではない。応用情報技術者の情報で「”クラス間の動的な関係”を表すか?」という問題がでたことがあるが、クラス図は静的な関係を表すものである。

※クラス図は「”クラス同士が、必ず1対1に対応する相互関係”があるか?」という問題がでたことがあるが、クラス図はむしろ0以上や1以上の組み合わせで多重度を表すものである。

徒然草2.0
スポンサーリンク
シェアする
gomiryoをフォローする
ごみぶろぐ

コメント

タイトルとURLをコピーしました